海洋散骨
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失敗しない墓じまい→海洋散骨の流れをイラストで解説!お墓の悩みから解放されたい方へ

fukurou

墓じまい後に海洋散骨する流れについて知りたい!

両方を行う場合の費用・期間はどれくらい?

おすすめの業者は?

こんな悩みを解決できる記事です。

記事の前半では「墓じまい」と「海洋散骨」の概要を説明します。

後半では墓じまい後に海洋散骨を行った場合の流れや費用、期間などを解説し、最後に墓じまい・海洋散骨のどちらにも対応したおすすめの業者をご紹介します。

初めての方でも理解しやすいよう、イラストを使用して視覚的に解説しています。両方検討されている方はぜひ読み込んでください!

Contents
  1. 墓じまいとは
  2. 海洋散骨とは
  3. 墓じまいと海洋散骨の両方を実施する場合
  4. 墓じまい後の散骨以外の供養方法
  5. 海洋散骨以外の散骨
  6. 墓じまいと海洋散骨のできるおすすめの業社
  7. まとめ

墓じまいとは

墓じまいとは

墓じまいとは、今あるお墓を解体・撤去し、別の場所で遺骨を供養することです。
お墓のあった場所はきれいな更地にして管理者(墓地・霊園など)に「お墓の使用権」を返します。
墓じまいの後は、改葬(お墓の引っ越し)、または散骨をして供養します。

墓じまいは年々増えている

厚生労働省の「衛生行政報告例」によると、改葬(事実上の墓じまい)の件数は全国で増え続け2023年度は166,886件と20年の間に倍増しています。

引用:衛生行政報告例の統計

墓じまいが増えている理由

少子化のため、お墓を管理する後継者がいない
お墓の管理者が高齢のため管理ができなくなった
子供が就職などで地元を離れ、遠方にあるお墓の管理ができない
お墓の維持管理には経済的な負担が大きいので、子供たちへの負担を軽くしたい
自然葬や納骨堂などが登場し供養の方法が多様化している
お墓に対する考え方や価値観が変化し、お墓以外の供養を希望する人が増えた

墓じまいのメリット・デメリット

メリット

お墓の維持・管理に必要な経済的な負担を軽減できる
お墓の維持・管理に必要な定期的な清掃やお墓参りに加え、年間の使用料や檀家料、法要時のお布施といった経済的な負担を軽減することができます。
自分だけでなく、後継者となる子どもや孫の負担を減らせることも大きなポイントです。

無縁墓(むえんぼ)となる心配がなくなる
自分の死後にお墓を管理する後継者がいない場合、お墓が放置され「無縁墓」になってしまいます。無縁墓になると、自分を含む先祖の供養ができません。
親族と連絡がつかない場合、「無縁墓」と判断され、撤去されることもありますが、撤去費用は墓地の管理者の負担となるため、放置されることも少なくありません。

供養しやすい場所に改葬する
墓じまい後に、自宅や職場、駅近などアクセスの良い場所にお墓を移すことで、供養しやすくなることも墓じまいのメリットです。

デメリット

親族とのトラブルが発生する可能性がある
墓じまいを親族に相談せずに進めてしまった場合、親族間でトラブルになる可能性があります。
「墓じまいの費用は誰が負担するか」
「納骨先はどこにするのか」などの重要な内容は親族の合意をとった上で進めましょう。

墓じまいをする際に一時的に費用の負担が発生する
墓じまいは将来の経済的な負担を軽減できるメリットがある反面、墓じまいを行うために一時的に比較的大きな費用が発生します。
また、必要書類の準備などの手間もかかるため、予算と時間の確保が必要です。

合祀(ごうし)されると遺骨を取り出せない
墓じまい後に永代供養をした場合、安置期間が過ぎた後は最終的に合祀(不特定多数の方の遺骨が一緒に埋葬されること)されることが一般的です。
そのため、自分の先祖の遺骨を取り出せなくなることをよく理解しておきましょう。

墓じまいでよくあるトラブル

家族、親族とのトラブル

墓じまいに反対する親族がいる
お年寄りの方はお墓を大切に考える方が多く、先祖代々受け継いできたお墓を簡単に手放せないと、墓じまいに反対することがあります。
ただ、こうした親族の考えを全く受け入れずに墓じまいを強行すると、親族間のトラブルに発展してしまいます。

解決策

墓じまいに反対する理由はさまざまです。

例えば、
先祖代々のお墓を大切にしたい
感情的に受け入れられない
経費や維持管理の問題を理解していない
新しい供養の方法(永代供養や散骨など)に不安がある

まずは相手の気持ちを尊重し、なぜ反対しているのかを詳しく聞いてみましょう。

その上で感情的にならず、冷静に事情を説明することが大切です。


お墓の管理ができない(遠方のため・管理者が高齢・後継者がいない)
経済的な負担が大きい
放置されて無縁墓になるリスクを避けたい

また、「供養をおろそかにするのではなく、別の方法でしっかり供養したい」という姿勢を伝えると、理解が得られやすくなります。

または、お寺や霊園の管理者のような専門家に入っていただくのも有効です。

親族間での金銭的なトラブル
ご先祖様のお墓であれば、親族全員が費用を均等に支払うものと考え、勝手に話を進めた結果、後から報告を受けた親族が「そんな話は聞いていない!」とトラブルになる場合があります。

解決策

普段から仲の良い親族でも事前にしっかりとすり合わせをし、特にお金の面についてはクリアにした上で話を進めましょう。

面と向かっていきなり話すと驚いてしまう方もいるので、手紙・LINE・メールなどで「こんなことを考えている」という予告の連絡を入れておくのもおすすめです。

また、後で言った言わないとならないように、口頭だけでなく、文書やメッセージで履歴を残しておくのもトラブルを防ぐ対策になります。

それでも心配であれば、親族全員の同意書(合意書)を残しておくと安心です。

お寺とのトラブル

お寺から高額な離檀(りだん)料を請求される
お寺に先祖代々のお墓がある場合、墓じまいと同時に離檀(そのお寺を卒業すること)することになります。
その際に高額な離檀料を請求されるトラブルが発生する場合があります。

解決策

想定を大幅に超えるような離檀料を請求されてしまった場合、その場では支払わずに話し合いの場を設けましょう。

まずは、「なぜこの金額なのか?」と明確な説明を求めましょう。
また、「他の檀家さんも同じように支払っているのか」を確認しましょう

一般的な離檀料の相場は、3万円~10万円程度です。
上記の金額とあまりにもかけ離れているのであれば、
「感謝の気持ちとして〇〇万円を支払うことはできます」というように金額を提示して交渉しましょう。

離檀料は法律で義務付けられているわけではありません。そのため、お寺から高額な離檀料を請求された場合は断っても問題ありません。

一方で、長年お世話になったお寺にお礼として、常識の範囲内(数万円程度)でお布施を包むのは最低限のマナーです。


どうしても解決しない場合は、弁護士などの専門家に相談しましょう。

住職がなかなか離檀させてくれない
住職がなかなか離檀させてくれないというトラブルもあります。

解決策

法律上、離檀は自由であり、お寺が強制的に阻止することはできません。
まずは、感情的にならず、お寺の事情も考慮しながら、誠意をもって話し合いを重ねましょう。
住職がどうしても離檀を受け入れない場合は、行政書士や弁護士に相談し、法的措置を検討したり、消費者センターや宗教トラブル専門の団体に相談(無料相談もあり)しましょう。
あるいはそのお寺の所属する包括宗教法人(お寺が所属する宗務庁)に苦情を申し立てましょう。

墓じまいでよくある質問

Q 墓じまいの後に散骨することはできますか?

A 墓じまいの後に散骨することは可能です。海洋散骨のタイミングは自由で、故人が亡くなってから1年後でも10年後でも問題はありません。

Q 墓じまいをして墓地を管理者に返するとお金は返ってきますか?

A ほとんどの墓地では返還しても永代使用料は戻ってきません。墓地は使用料を支払って借りているのであって、使用する権利を買い取っているわけではないからです。

Q 墓じまいに使える補助金はありますか?

A 墓じまいの補助金制度がある自治体もあるので、確認してみてください。
例えば市川市霊園(千葉県)・八王子山公園(群馬県)では墓じまいの補助金制度があります。

補助金以外でも、墓じまいの負担を軽減できる制度を設けている自治体もあります。

例えば、
岸和田市墓苑(大阪府)では柵や塀の撤去が免除されています。
東京都立霊園(東京都)では園内の合葬埋蔵施設に無料で納骨できる制度があります。

海洋散骨とは

散骨とは

散骨とは、遺骨をパウダー状(粉末化)になるまで細かく砕き、海や山などにまいて自然に還す供養です。
散骨は、海洋散骨・森林散骨・空中散骨・バルーン散骨・宇宙散骨の5つに分類できます。

海洋散骨とは

「海洋散骨」は、散骨の1つで「海洋葬」とも呼ばれ、その名の通り、遺骨を海にまく供養です。
生前、海に関わる仕事をしていた、海辺に住んでいた、思い出の海がある、釣りが趣味だった、そんな海と関わりの深かった方が選ぶことが多いです。
海洋散骨は「個別散骨」「合同散骨」「代行散骨」の3種類に分けられます。

個別散骨

船を貸し切って家族・親族のみで海洋散骨を行います。家族・親族のみなので落ち着いてお見送りできる反面、船を貸し切るので、費用が高くなることがデメリットです。

合同散骨

複数の家族が船に乗り合わせて合同で海洋散骨を行います。複数の家族で行うため、費用は安く抑えられる反面、ゆっくりお別れしづらいことがデメリットです。

代行散骨

業者が家族に変わり代行して海洋散骨を行います。費用は一番安く抑えられる反面、散骨の場に立ち会えないことがデメリットです。

海洋散骨は年々増えている

一般社団法人「日本海洋散骨協会」が行った調査によると、海洋散骨は年々増え続け、統計を取り始めた2018年の1,049件から2023年は約2.5倍の2,611件に増加しました。


海洋散骨が増えている背景には、少子化に伴って「墓じまい」する人が増えている、
供養の方法が多様化し、亡くなった方の思いを尊重する考え方が一般的になってきた
といった要因があります。

海洋散骨のメリット・デメリット

メリット

お墓など他の供養と比べ、費用が安い
お墓の管理や継承の悩みが解消する
遺された家族の経済的な負担(お墓の維持・管理費用)や、
  定期的にお墓参りをする負担
が解消する
お墓の管理をめぐる家族間のトラブルを避けられる
故人の遺志(自然に還ること)を叶えられる
宗教や宗派に関係なく、誰でも行える
お墓のことを気にせず転居できる
お寺や霊園の破産を心配する必要がない

デメリット

お墓参り(供養)をする場所がないので
  手を合わせる心の拠り所がない
散骨してしまった遺骨は二度と手元に戻すことができないため後悔することがある
お墓参りのように定期的に供養ができないので、
  「しっかりと供養をしてあげられた」という実感を持ちずらい
お墓を大切にする親族と折り合いがつかずトラブルに発展することがある
天候の影響を受けやすい

海洋散骨の注意点

散骨は、漁場関係者、周辺住民とのトラブルや環境保全などに配慮し、「一般社団法人日本海洋散骨協会」の定めたガイドラインに沿って実施することが求められます。

海洋散骨のできない場所

海洋散骨は漁業場、養殖場、海水浴場、浜辺、防波堤、川・湖・沼などで散骨することはできません。陸地から1海里(1.85km)以上離れた沖合で行います。

遺骨を全て散骨する場合は、散骨後の供養まで考えておく

遺骨を手元に残さず、全て散骨する場合は、二度と遺骨を取り戻すことができなくなります。

供養する対象がなくなってしまうので、散骨後の日々の供養や年忌法要をどうするか、家族で話し合っておく必要があります

粉骨の必要性

散骨を行うには遺骨を粉骨し、1~2mm程度のパウダー状にする必要があります。
ぱっと見で骨だと分かる状態で散骨してしまうと、発見した人が事件だと勘違いしてしまう恐れがあります。
また、粉骨した方が、海に還りやすいといった海洋環境への配慮もあります。
粉骨は自分たちで行うこともできますが、故人や親族の遺骨を砕く作業はつらい気持ちになるので通常は散骨業者に依頼します。
お墓で管理していた遺骨は、水分を含んでいるため、粉骨前に「洗浄・乾燥作業」が必要です。そのため通常の粉骨費用よりも1 万円程度高くなります。
業者によっては粉骨作業に立ち合うこともできるので問い合わせてみてください。

出典・参照:日本海洋散骨協会ガイドライン

海洋散骨を認めていない自治体もある

自治体によっては、海洋散骨によるイメージダウンや風評被害を懸念して、海洋散骨を規制する条例を設けています。例えば、北海道長沼町、宮城県松島町、熊本県南阿蘇村などの自治体では、条例で散骨を禁止しています。
また、静岡県伊東市では「伊東市の陸地から6海里(約11km)以内の海域では散骨しない」という方針になっています。
ただし、法令の遵守をきちんと宣言している業社に依頼すれば、法律や地元の条例に配慮して散骨を行っているので、むやみに心配しすぎる必要はありません。

海洋散骨でよくあるトラブル

遺骨を全て散骨してしまい後になって後悔する
遺骨を全て海洋散骨してしまった結果、故人と離れ離れになってしまったような気持ちになり後悔することがあります。

少しでも心配な場合は分骨して遺骨の一部を手元に残しておきましょう。

親族が反対する
供養の形が多様化しているといっても、遺骨はお墓や納骨堂で管理し供養するという風習がまだまだ根強く残っているため、親族から散骨に反対されることはよくあります。
特にご高齢の方の中には、散骨自体を理解しがたい行為に感じたり、故人がかわいそうだと感じてしまう方も多くいます。

海洋散骨でよくある質問

Q 海洋散骨は違法なの?

A 海洋散骨を直接禁止する法律はないため違法ではありません。
1991年に「葬送のための祭祀(さいし)として節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪に該当しない」という法務省の見解に基づいて行われています。

出典:e-Gov法令検索『墓地、埋葬等に関する法律』

Q 海洋散骨には「改葬許可証」は必要?

A 海洋散骨は埋葬(まいそう)ではないので、法律上「改葬」に該当しません。
そのため、改葬許可証は不要です。

Q 故人の遺品を遺骨と一緒にまいても問題ないですか?

A 海洋散骨は、環境に配慮しなくてはいけません。生態系に悪影響を与えるものはまかないようにしましょう。
例えば、
セレモニーで使用する献花は花びらのみを使用し、セロファンやリボンなど自然に還らないものはあらかじめ取り除いておきます。

その他、
金属類(指輪、ネックレス、時計等)
ガラス製品(写真立て、香水瓶等)
布製品(ハンカチ、お守り、衣類等)
紙類(手紙、遺言書等)

など、供養の目的であっても、上記のような故人の遺品を海にまいてはいけません。
詳しくは、業社に確認してください。

Q 散骨当日の服装は喪服でいいでしょうか?

A 通常の葬儀では喪服がマナーですが、散骨当日の服装は平服(礼服よりも自由度が高いフォーマルな服装)が良いです。
海の周辺には、漁業関係者、旅行で訪れている人、周辺住民などさまざまな人がいます。
そんな場所で喪服を着ていたら、周囲の人が驚いてしまいます。
また、海洋散骨は船に乗るので、足元は滑りにくい靴がおすすめです。

Q 遺骨をゴミとして捨てたらたらどうなりますか?

A 自分と関係のない遺骨であれば、お金をかけて散骨をせずに、ゴミに出してしまおうと考える方もいます。
しかし、遺骨の取扱いは法律で定められており、捨てると犯罪になってしまいます。
また、墓地以外の場所に埋葬(まいそう)することも禁止されています。
刑法190条では、遺体や遺骨、遺髪または棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、あるいは取得した人に対して3年以下の懲役刑が科せられると記されています。

墓じまいと海洋散骨の両方を実施する場合

墓じまい後の海洋散骨が向いている人

墓じまい後の海洋散骨が向いている人

お墓の管理や、故人を供養する後継者がいない人 
子供が遠方に住んでいるため、お墓の管理ができない人
費用(新しいお墓の購入費、永代使用費、お墓の管理維持費)を抑えたい人
遺された家族にお墓の管理維持費などの経済的な負担をかけたくない人
自然(海や山)に還る供養を望んでいる人

一般的な相場

墓じまいの一般的な相場

墓じまいの相場:30万円~90万円

墓じまいの費用には墓石の撤去・解体費用だけではなく、
閉眼供養費、離檀料、改葬許可の申請費といった儀式や手続きにかかる費用も含まれます。

墓じまい工事の相場:30万円~50万円(墓地の面積1㎡あたり:7万円〜15万円)
・墓地の面積や墓石の大きさや数、墓地の立地条件など、さまざまな要因で費用が大きく変わる
・石材店によって費用が異なるので、相見積もりをとった方がよいです。その際、事前にお墓の様子を写真で伝え、追加費用が発生しないよう正確な費用を算出してもらいましょう。

閉眼供養のお布施の相場:1万円~5万円
・閉眼供養とは僧侶にお墓の前で読経(どきょう)をしてもらい、お墓から魂を抜く儀式のことです。その際、僧侶にお布施を支払います。

離檀料の相場:3万円~20万円
・離檀とはそのお寺を卒業することで、離断する時に支払われるのが離檀料です。
・お寺との関係性しだいで、必ずしも離檀料が発生するというわけではありません

改葬許可証の申請代行費の相場:5万円~15万円 
・改葬許可証の申請手続きを行政書士に依頼する場合の費用です。
・忙しい人や、複雑な手続きが苦手な方は、専門家に任せるのがおすすめです。

海洋散骨の一般的な相場

海洋散骨の相場:3万円~30万円

プラン、散骨海域、船の大きさ、参加人数などにより費用が異なります。


個別散骨の相場:20万円~30万円
ひとつの家族が船を貸し切って行う海洋散骨

合同散骨の相場:10万円~20万円
複数の家族で合同で行う海洋散骨

委託散骨の相場:5万円~10万円
散骨に参加せず、業者に代行してもらう海洋散骨

墓じまいと海洋散骨を行う際の注意点

まとまった資金が必要

墓じまいと海洋散骨を行うメリットの1つが、お墓の維持管理費や年忌法要にかかる費用を削減することです。
ただし、墓じまいと海洋散骨を行う場合、30万円〜120万円程度の費用が発生するので、まとまった資金を準備しておく必要があります。

どれくらいの期間がかかる?

墓じまいと海洋散骨を実施した場合に必要な期間ですが、3ヶ月~1年くらいを目安に考えておいた方がよいでしょう。

各工程に必要な期間の目安

親族から合意をもらう:数日〜数ヶ月
お墓の管理者(お寺・霊園など)への相談:数日〜数ヶ月
新しい供養先の選定:1ヶ月〜数ヶ月
解体業者(石材店)の選定:数日~1ヶ月程度
※解体業者が指定されてない場合
市町村での「改葬許可証」の発行:数週間~2ヶ月程度
※お墓が遠方の場合は、郵送での受け渡し
閉眼供養の儀式:1日
お墓の解体工事:1日〜数日
海洋散骨の実施:1週間〜3ヶ月

時間のかかる要因

墓じまいに反対する親族から合意を得られない
お寺から離断の許可がおりない
業者選定のための相見積もりやパンフレットの取り寄せ
親族の都合があわないため打ち合わせの日程が遅れる
粉骨に必要な書類(火葬証明書など)の準備に時間がかかる
散骨当日が悪天候のため延期になる

墓じまいから散骨までの流れ

墓じまい後の遺骨の安置先を決定

墓じまい後、改葬するのか、散骨するのか、分骨して手元供養するのか、といった墓じまい後の安置先を決めます。

家族・親族に墓じまいと海洋散骨について説明し合意を得る

墓じまい、海洋散骨を考えている理由や将来の計画を丁寧に説明し、家族、親族の理解と同意を得ます。後で親族間のトラブルが起こらないようお墓に納骨されている先祖に関わる親族の全員に相談します。

お墓の管理者(墓地、霊園など)に墓じまいしたい旨を相談し了承を得る

墓じまいをするということは、離檀(お寺を卒業)するということなので、檀家(お布施や会費を払うことでお寺を経済的に支え、葬式や法事などの供養をしてもらえる家のこと)によって支えられているお寺にとっては収入が減ってしまうため、重大な問題です。そのため、いきなり墓じまいすることを伝えず、まずは相談しましょう。円満に墓じまいを進めるには、理由を丁寧に説明し、今までお世話になった感謝を伝えることが大切です。

墓じまいを依頼する業者(石材店)を決める

墓じまいを依頼する業者を選定。
一般の解体業者には依頼せず、墓石のプロである石材店に依頼しましょう。
墓石の下には、遺骨を保管する納骨室があります。一般の解体業者はお墓の構造に関する知識が不足しているため、遺骨を取り出さずに納骨室を埋めてしまうといった初歩的なトラブルが起こすことがあります。
また、墓地の解体に慣れていないと周囲の墓石を傷つけてしまうこともあります。
その点、石材店は墓石を取り扱うプロなので安心して任せることができます。

業者を選ぶ際は、費用を抑えるためにも複数の業社に相見積もりをとって、比較検討するのがおすすめですが、指定の業者が決まっている墓地もあるので、まずはお墓の管理者に確認しましょう。

一般的な指定業者の有無

公営の墓地(都道府県や市町村などの自治体が運営)
指定業者がいないので、相見積もりができます

お寺の墓地(お寺が運営)
指定業者がいる場合といない場合があるのでお寺に相談してください

民営の墓地(宗教法人、社団法人、財団法人などの委託を受けた民間企業が運営)
ほぼ確実に指定業者がいるので、管理者に相談すれば石材店を紹介してくれます

自治体の役所で手続きをして「火葬証明書」を申請

海洋散骨を業者に依頼する際に必要な火葬証明書を申請します。火葬証明書は火葬したことを証明するための書類です。火葬後「火葬許可証」に印鑑が押され「火葬証明書」となり遺族に渡されます。紛失してしまった場合は火葬場や市区町村の役所で再発行できます。

散骨業者に火葬証明書を提出しなくてはいけないという法律はありませんが、遺骨に事件性がないことを証明するために提示が必要になります。

閉眼供養の儀式

閉眼供養は「魂抜き」「性根抜き」などとも呼ばれ、墓石を解体撤去する前に、お墓に込められている故人の魂を抜いて、お墓をただの墓石に戻す儀式のことです。
僧侶を招いて墓前で読経(どきょう)してもらいます。
閉眼供養は墓石解体工事の当日に行うことが多いですが、慌ただしくなってしまうので、工事の1週間前までに済ませておく方も多いです。
多くの石材店は、閉眼供養をしていない墓じまいの工事は、罰当たりになるので引き受けません。

墓石の解体撤去工事

いよいよ墓跡の解体、撤去工事を行います。
地下にある納骨室から遺骨を取り出すには、納骨室のフタを開くのですが、非常に重たいため、慣れている工事スタッフか墓地の管理者に任せましょう。
お墓の中に保管してあった遺骨は家族で管理します。
遺骨を改装する場合、墓地の管理者に「分骨証明書」を発行してもらいます。
「分骨証明書」は分骨した遺骨を埋葬する際に必要になります。
お墓を更地に戻したら、管理者へ土地を返還し、墓じまい完了です。

散骨業者の手配

希望の散骨地域で、費用、プラン、サービス内容などを複数の業者で比較検討しましょう。

遺骨を散骨業者に受け渡す

お墓から取り出した遺骨を散骨業者に渡して粉骨します。

遺骨の主な受け渡し方法

郵送(ゆうパックのみ) 
 ※佐川急便やヤマト運輸は、法律により遺骨を取り扱えません。
業者に持ち込む
業者に火葬場や自宅まで引き取りに来てもらう

粉骨

遺骨が海に還りやすいように業者が専用の道具で粉骨(パウダー状にする)します。

海洋散骨の実施

いよいよ海洋散骨を実施します
悪天候の場合は順延になります。

おひとりさまにこそ墓じまい、海洋散骨はおすすめ

後継者のいない おひとりさま におすすめ

お墓を管理している後継者のいないおひとりさまは、お墓や先祖の遺骨を自分が亡くなった後、どのように供養すればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そうしたおひとりさまにこそ「墓じまい」と「海洋散骨」はおすすめです。

後継者がいないお墓は管理ができないので、無縁墓となって、お墓が放置されてしまう可能性があります。それではご先祖様に申し訳ないですよね。

株式会社ディライトが40歳以上の500名を対象に「墓じまいをしないで何かしらの問題が起きましたか?」と調査を行ったところ、5人に1人が「無縁墓」になったと回答しいています。

また、約半数の方に何かしらのトラブルが起こっています。墓じまいをすることでこうしたリスクを回避できます。

墓じまいをして取り出した先祖の遺骨は改葬、または散骨して供養します。

改葬する場合、納骨堂などの「管理が必要な施設」は後継者がいないので選択肢として難しいですよね。そのため、海洋散骨や永代供養、合祀型の樹木葬など「管理が不要」な供養を選ぶと良いでしょう。

費用を抑えることができるのも海洋散骨のメリットです。業者に散骨を代行する「代行散骨」であれば、3万円程度から依頼可能です。

海洋散骨の総合情報サイト「やさしい海洋散骨」が、全国の散骨会社を対象に「海洋散骨を希望する理由」について調査したところ、「墓じまいをした」が33%、「費用を安く」が8%となっており、約半数近くが「墓じまい」か「費用を抑えたい」ことを理由に海洋散骨を実施しています。

引用:PR TIMES

墓じまい後の散骨以外の供養方法

納骨堂

相場:10万円〜150万円 程度
納骨堂は遺骨や骨壷を専用のスペースに保管できる施設です。
お墓のように区画単位で購入し、個人用、夫婦用、家族用など納める遺骨の数により料金が異なります。
使用期間を選択することが多く、三回忌、十三回忌、三十三回忌などの回忌法要に合わせた期間で選ぶことがほとんどです。
選択した期間までは個別に供養され、その後は他の遺骨と一緒に合祀(ごうし:血縁に関係なく他の人の遺骨と併せて埋葬)されます。
24時間お参りできる施設もあります。

メリット・デメリット

メリット
・費用が比較的安い
・お墓掃除などの手間がかからない
・いざという時に永代供養に切り替えられる
・天気や時間に関係なくお参りができる

デメリット
・お供え物に制限がある
・お墓参りの実感がわきにくい
・預けられる遺骨の数に上限がある

タイプ

納骨堂は「ロッカー型」「仏壇型」「自動搬送型」の3タイプに分けられます。

ロッカー型
相場:20万程度
「ロッカー型」はロッカーのような狭い場所に骨壺を安置します。

仏壇型
相場:30万円〜50万円程度
「仏壇型」は、狭いスペースに仏壇が置かれており、手を合わせてお参りできます。
家族で複数人分を納骨できるため「ロッカー型」より割高です。

自動搬送型
相場:50万円〜100万円程度
「自動搬送型」はカード認証すると、希望の骨壺が自動的に呼び出されるタイプです。高度なシステムが必要なため、高額になっています。

樹木葬

相場:20万円〜80万円

樹木葬は墓石の代わりに目印となる樹を植えたり、納骨場所の周りに草花を植えて土の中に埋葬するお墓です。
都市部ではスペースの確保が難しいため、花や小さなプレートを目印にすることが多いです。
自然の中で眠りたいという方に人気で、墓石を用いないため、通常のお墓よりも費用を安く抑えられます。
お参りするときは、目印となる樹に向かって手を合わせます。
樹木葬は自然に還るというイメージから散骨と混同されることがありますが、散骨とは全く異なります。樹木葬では、散骨のように遺骨を森林や山の中にまくのではなく、墓地に埋葬(まいそう)します。そのため、樹木葬は、通常のお墓への埋葬と同じように、手続きや書類の準備が必要です。
樹木葬の外観デザインには、西洋庭園風、日本庭園風、石材・お花を多く用いた樹木葬などいろいろな種類あります。

メリット・デメリット

メリット
・費用が比較的安い
・緑や草花に囲まれているため雰囲気が明るい
・永代供養のため、後継者が不要

デメリット
・遺骨の取り出しが困難
・納骨人数が多いと費用が上がる
・季節により彩りや景色が変わる

タイプ

樹木葬は「合祀型(ごうしがた)」と「個別型」があります。

合祀型
相場:3万円〜20万円
「合祀型」は遺骨を骨壷から取り出し、複数の遺骨をまとめて埋葬する方法です。
スペースが狭くて済むため、相場は約3万円〜20万円です。
遺骨が混ざり合うため合祀後は遺骨を判別できなくなります。

個別型
相場:15万円~60万円程度
「個別型」は遺骨を個別に骨壺に入れたまま埋葬する方法です。
スペースがそれぞれ区分けされており土地が広く必要になるため、相場は合祀型より高くなります。

永代供養墓

相場:5万円〜150万円
家族や親族に代わりにお寺や霊園などがお墓の管理・供養を行います。
「永代」という言葉がついていますが、「永遠」という意味ではなく、期限が設定されている場合がほとんどです。
契約期限を過ぎると合祀(ごうし:血縁に関係なく他の人の遺骨と併せて埋葬)するのが一般的で、永代供養期間は、33回忌までとしているところが多いです。

メリット・デメリット

メリット
・費用が比較的安く、維持管理の負担が少ない
・宗教や宗派に関係なく利用可能

デメリット
・お墓を継承できない
・親族の理解を得にくい
・遺骨を骨壺から出して埋葬するため合祀後は遺骨を取り出せない

タイプ

永代供養墓は「合祀墓」「集合墓」「個人墓」の3タイプあります。

合祀墓
相場:3万円〜10万円
「合祀墓」は複数の遺骨を一箇所にまとめて埋葬するお墓です。
遺骨を骨壺から取り出してまとめて埋葬するため、管理も容易であることから安価となっています。

集合墓
相場:10万円~20万円程度
「集合墓」は遺骨を骨壺にいれたまま、一箇所にまとめて埋葬するお墓です。
遺骨をまとめないため、埋葬後も遺骨を回収できるシステムになっていることから、費用は合祀墓より高くなっています。

個人墓
相場:40万円~120万円程度
「個人墓」は一定の期間だけ一般墓で埋葬するお墓です。
通常のお墓と見た目は変わりませんが、契約期間が終わると墓石は撤去されます。
従来のお墓が必要なため墓石代がかかる分、高額になっています。

手元供養

相場:数百円〜50万円
手元供養は自宅など身近な場所に遺骨を保管して供養する方法です。
粉骨すると、1/3~1/4ほどの容量になり、自宅でも供養しやすいです。
小さな骨壷に収めたり、ペンダントやブレスレットなどのアクセサリーに入れたり、花器やぬいぐるみに収めてインテリア用品にしたりする方法があります。
遺骨の一部を手元供養し、残りを寺院などに納骨する場合には「埋葬許可証」が、遺骨を複数カ所に分骨する場合には、「分骨証明書」がそれぞれ必要です。

メリット・デメリット

メリット
・費用を抑えられる
・故人を身近に感じられる
・お墓の維持管理に困らない
・保管場所の自由度が高い

デメリット
・親族や遺族から反対される可能性がある
・手元供養した後の供養方法を考える必要がある

海洋散骨以外の散骨

森林散骨

相場:10〜15万円程度
「山林散骨」「山岳散骨」などとも呼ばれ、遺骨を山へまく散骨です。
海洋散骨と同様に遺骨を粉骨する必要があります。
自然が好きだった、登山が趣味だった方によく選ばれます。
山や森林で遺骨に葉や土をかぶせたり、埋めたりすると「埋葬」になってしまい、違法行為です。散骨はあくまでも「まく」ことであり、土をかぶせることは「埋葬」にあたり、許可のある墓地や霊園でしかできません。

メリット・デメリット

メリット
・遺骨を山にまくだけなので、作業しやすい

デメリット
・森林散骨は、海洋散骨より難易度が高い
(理由)山の所有者へ許可を得る必要があるからです。山では農作物を育てていることも多いので、風評被害が起こっては大変です。

無許可で行うと、こういったことを懸念している山の所有者や近隣住民とトラブルになります。山の所有者に自分で直接交渉するのは難しいため、専門業者に依頼するのが一般的です。

自分の所有している山であれば自由に散骨して問題ありません。

空中散骨 

相場:30〜60万円程度
空中散骨は、ヘリコプターやセスナ機から低空飛行で遺骨を海へまく散骨方法です。航空事業に関わっていたり、飛行機が好きだった方に選ばれています。飛行禁止エリアでなければ、希望する海域に散骨できます。

メリット・デメリット

メリット
・航空機に乗るという特別な時間を過ごせるため、思い出に残る

デメリット
・天候に影響されやすい
・航空機をチャーターするので、他の散骨より割高

バルーン散骨

相場:20万円〜30万円程度
バルーン散骨では、遺骨を気球(直径2~2.5mほどの大きな風船)に乗せて成層圏まで飛ばし、そこで空中にまいて散骨する方法です。
バルーンは2~3時間程度で成層圏に入ると気圧の変化で数倍に膨らみ、破裂して割れ、遺骨が散らばります。成層圏で散骨された遺灰は偏西風に乗って、地球の上空を漂い続けます。

メリット・デメリット

メリット
・遺族が自分の手でバルーンを飛ばすことができるので、思い出になる
・空を見上げるたびに、故人を偲ぶことができる

デメリット
・実施している業者が少ない。
・新しい供養方法のため親族や遺族から理解を得づらく反対される

宇宙散骨

相場:30〜120万円程度

宇宙散骨は、「宇宙葬」とも呼ばれ、その名の通り宇宙空間への散骨です。
粉末状にした遺骨をカプセルに納めてロケットで打ち上げ、宇宙空間で散骨します。歴史が浅く、1997年にアメリカで始まり、日本では、2010年代後半に1回目の宇宙散骨が実施されました。最近では比較的安価に行えることもあり注目されつつあります。

タイプ

大気圏散骨(流れ星供養)
相場:30万円~100万円程度

大気圏散骨は、遺骨を納めたカプセルを人工衛星に乗せて打ち上げます。

打ち上げられた人工衛星は、地球を数日〜数年周回し、流れ星となり大気圏に突入して燃え尽きます。最後に流れ星になるので「流れ星供養」と呼ばれています。

プランによっては、人工衛星の位置情報を確認できたり、衛星から見た地球の姿を映し出す専用のアプリもあります。

月面散骨
相場:120万円程度

月面散骨では、遺骨の入ったカプセルを月面までロケットで運び、そののち月面に安置します。「月をお墓にする」という考えで、遺族は地球のどこからでも、月を見上げてお墓参りができるというコンセプトです。

メリット・デメリット

メリット
・宇宙がお墓になるので、ロマンを感じる
・空を見上げるたびに、故人を偲ぶことができる

デメリット
・スケジュールは個人で決められないため、申込みから打ち上げまでに時間がかかる
・人工衛星の収容量によっては受け付けてもらえないことがある
・予定していた打ち上げが延期または中止になることがある
・散骨できる遺骨の量が少ないため、残りの遺骨は別の供養が必要

墓じまいと海洋散骨のできるおすすめの業社

「墓じまい」「海洋散骨」の両方に対応したおすすめの業者を紹介します。

「墓じまい」と「海洋散骨」を別々の業者に依頼すると、打ち合わせや連絡の手間が増えて面倒です。そのため1社にまとめて依頼するとスムーズに効率よく進められます。

今回は3社ご紹介します。

おすすめの業社

①サービスの品質で選ぶなら
シーセレモニー

②対応海域の広さで選ぶなら
みんなの海洋散骨

③墓じまいに強い散骨業者で選ぶなら

お墓のミキワの粉骨・散骨サービス 最安値挑戦中

①ファミリー散骨の年間実績数 No.1 シーセレモニー

小泉今日子さんがイメージキャラクターを務める『海洋記念葬シーセレモニー』。家族のみで行う個別散骨は年間400件以上行っており、業界No.1の実績です。

シーセレモニーがおすすめな方

コスパを重視したい方
サービスの品質を重視したい方
オンラインで打ち合わせをしたい方
遠方に住んでいたり身体が不自由な親族をオンラインで参加させたい方
年忌法要クルーズを検討している方
特別な演出をしたい方
精進落としをお願いしたい方
墓じまいから対応したい方
生前に自分でセレモニーの内容を相談したい方(生前申し込み
海外での海洋散骨をしたい方
ペットの散骨をお願いしたい方
旅行を兼ねて散骨したい方

「シーセレモニー」の詳細記事はこちら
海洋散骨 年間実績 日本No.1!シーセレモニーはなぜ選ばれるのか?【口コミも紹介】
海洋散骨 年間実績 日本No.1!シーセレモニーはなぜ選ばれるのか?【口コミも紹介】

②全国の海に対応!口コミNo1の『みんなの海洋散骨』

「みんなの海洋散骨」は2021年のエキテン調べで口コミ全国No.1になった人気の業社です。コストパフォーマンスが高く全国28の海域に対応しているので、希望の散骨海域があり費用を抑えたい方におすすめです。

10年以上の海洋散骨の実績があり、1,500名以上をサポートしてきました。

『みんなの海洋散骨』がおすすめな人

散骨したい希望の海域がある人
サービスの内容と料金のコスパを重視して業者を決めたい人
口コミの評価が高く、信頼できる業者に依頼したい人
初めての海洋散骨で不安なので実績が多く安心できる業者に依頼したい人
分骨して海洋散骨と手元供養の両方を検討している人
墓じまいから海洋散骨までを1社にまるごと依頼したい人
ペットの海洋散骨をお願いしたい人

「みんなの海洋散骨」の詳細記事はこちら
口コミ全国No.1のみんなの海洋散骨はここが違う!業界屈指の人気の秘密
口コミ全国No.1のみんなの海洋散骨はここが違う!業界屈指の人気の秘密

ミキワの海洋散骨

公式サイトはこちら

お墓のミキワの粉骨・散骨サービス 最安値挑戦中

「ミキワの海洋散骨」は「墓じまい」のスペシャリストによる海洋散骨のため、特に「墓じまい」を手厚くサポートしてほしい方におすすめです。「墓じまい」は全国対応ですが、海洋散骨の対応海域は「東京湾」のみになります。

ミキワの海洋散骨がおすすめな方

墓じまいと散骨を検討している方
コストを抑えたいので価格重視で業社を選びたい方
コスパが良く口コミの良い業社を探している方
東京湾で散骨したい方
埼玉県川口駅から20km圏内にお住まいの方(遺骨の無料引き取りエリア)
粉骨だけお願いしたい方(手元供養などのため)
ペットの粉骨をお願いしたい方

「ミキワの海洋散骨」の詳細記事はこちら
なぜミキワの海洋散骨は安いのに評判が良い?墓じまいも強いって本当?
なぜミキワの海洋散骨は安いのに評判が良い?墓じまいも強いって本当?
フクロウ先生
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いかがじゃったかな? まずは気軽に相談してみることじゃ!

まとめ

今回は「墓じまい」から「海洋散骨」を実施した場合の流れや、費用の相場、必要な時間などを解説しましたが、具体的なイメージができたのではないでしょうか?!

本記事のまとめ

墓じまい後の海洋散骨が向いている人

・お墓の管理や、故人を供養する後継者がいない人 
・子供が遠方に住んでいるため、お墓の管理ができない人
・費用(新しいお墓の購入費、永代使用費、お墓の管理維持費)を抑えたい人
・遺された家族にお墓の管理維持費などの経済的な負担をかけたくない人
・自然(海や山)に還る供養を望んでいる人

一般的な相場

墓じまい:50万円〜100万円
《内訳》
・墓石の解体撤去処分工事:30万円〜50万円
・魂抜き(閉眼供養)のお布施:1万円〜5万円
・離檀料:3万円〜20万円
・改葬許可申請の代行料:万円〜15万円

海洋散骨:3万円〜30万円
《内訳》
・個別散骨:20万円~30万円 
・合同散骨:10万円~20万円
・委託散骨:5万円10万円

墓じまいと海洋散骨を行う際の注意点

まとまった資金(30〜120万円程度)が必要

墓じまいと海洋散骨に必要な期間

3ヶ月~1年くらいを目安に考える

・親族から合意をもらう:数日〜数ヶ月
・お墓の管理者(お寺・霊園など)への相談:数日〜数ヶ月
・新しい供養先の選定:1ヶ月〜数ヶ月
・解体業者(石材店)の選定:数日~1ヶ月程度
 ※解体業者が指定されていない場合
・市町村での「改葬許可証」の発行:数週間~2ヶ月程度
 ※お墓が遠方の場合は、郵送での受け渡し
・閉眼供養の儀式:1日
・お墓の解体工事:1日〜数日
・海洋散骨の実施:1週間〜3ヶ月

墓じまい後の遺骨の安置先を決定

①家族・親族に墓じまいと海洋散骨する旨を相談
②お墓の管理者(墓地、霊園など)に墓じまいしたい旨を相談し了承を得る
③墓じまい業者(石材店)の決定
④自治体の役所で手続きをして必要な書類を申請
⑤閉眼供養
⑥墓石の解体撤去工事
⑦散骨業者の手配
⑧遺骨を散骨業者に受け渡す
⑨粉骨
➉散骨の実施

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