自分で海洋散骨をやるには許可が必要?違法にならないよう安心して行う方法と注意点(おひとりさま必見!)
「自分で海洋散骨をしてみたいけれど、違法なのか心配」「散骨をする際のルールや準備がわからない」と感じていませんか?この記事では、初めて海洋散骨を考えるおひとりさまのために、違法性やルール、実際の手順までわかりやすく解説します。この記事を読み終えると、自分で散骨を行うために知っておくべき法律や準備が明確になり、安心して海洋散骨を進めるための知識が身につきます。
自分で海に散骨するのは違法なんじゃないかと不安です。何かルールがあるのかしら?
自分で海に散骨するのは違法なんじゃないかと不安です。何かルールがあるのかしら?
心配いりませんぞ、活世さん。海洋散骨のルールや方法について、このブログで詳しく解説しておるので、参考にしてくだされ。
そうなのね!ぜひ教えてください、先生。
海洋散骨とは?基礎知識と定義
海洋散骨の概要
海洋散骨とは、遺骨を海に撒くことで故人を供養する方法の一つです。一般的には、遺骨を2㎜以下の粉末状にして海上で撒くという形を取ります。散骨の際には船を利用し、遺族が立ち会って行うことが多く、海に還すことで自然と一体化させたいという願いが込められています。近年は個人で行うだけでなく、専門の業者に依頼するケースも増えており、供養の方法として海洋散骨は注目を集めています。
この方法が注目されている背景には、従来の墓地やお墓に依存しない自由な供養のスタイルが受け入れられていることも大きな理由の一つです。都市部で墓地の不足が問題視される中、経済的負担が少ない点やシンプルな供養方法であることから選択する方が増えています。
海洋散骨が広まる背景と人気の理由
海洋散骨が広まる背景には、次のような理由が挙げられます。
墓地の確保が難しい問題
都市部では土地の確保が難しく、墓地の費用が高額になる傾向があります。そのため、広い海に遺骨を撒く海洋散骨は手頃で、場所に制約が少ないため選ばれるようになっています。
「自然に還りたい」という願い
故人が自然と一体になることを望む方も多く、特に「生まれた場所や好きだった海に還りたい」という思いから、自然への回帰を選択する方が増加しています。海洋散骨はまさにその希望に応える供養方法といえるでしょう。
シンプルな供養
散骨には伝統的な仏教の供養や儀式が不要で、希望に応じてシンプルに行えることも人気の一因です。おひとりさまにとっても手続きが簡単で、遺族への負担を軽減できるという点も大きなメリットです。
海洋散骨を選ぶ人の特徴
海洋散骨を選ぶ人には、いくつかの共通した特徴があります。
自然志向が強い方
自然に還りたいと考える方や、エコ志向を持つ人にとって、海洋散骨は自然への配慮が感じられる供養方法です。自然に帰りたいと望む人が多いことも海洋散骨が選ばれる理由です。
経済的な理由で伝統的なお墓を避ける人
墓地や納骨堂の維持には費用がかかり、家族構成によっては後継者に負担をかけたくないと考える方も少なくありません。経済的負担が少なく、手軽に行える海洋散骨は費用対効果が高い供養方法とされています。
継承者がいないおひとりさま
継承者がいない方や、近しい親族がいない方にとっても、残された遺骨の管理や維持の心配がいらないため、負担を軽減できる点も海洋散骨が選ばれる大きな理由です。
海洋散骨は違法?法律と違法性の確認
散骨に関する法律(刑法190条、墓地埋葬法など)
まず、海洋散骨に関する法律を確認しておきましょう。現在、日本には散骨を明確に「合法」と定める法律はありません。しかし、散骨が「違法」と明示されているわけでもなく、一定の条件を守ることで黙認されています。ここで関係する主な法律は次の通りです。
刑法第190条(遺骨遺棄罪)
この法律は遺体や遺骨の扱いについて、遺骨を適切に扱わないことを「遺骨遺棄罪」として罰しています。具体的には、墓地や火葬場など、適切な場所で遺骨を埋葬または供養することが求められており、遺骨を不適切に処理すると法的処罰を受ける可能性があります。しかし、現在のところ海洋散骨については「供養の一形態」として認識されているため、遺骨遺棄罪に該当しないと解釈されています。
墓地埋葬法
墓地埋葬法では遺体や遺骨の埋葬を適切な場所で行うことが求められています。ただし、この法律は基本的に遺体の埋葬に関するものであり、海洋散骨のような遺骨の散布には適用されないと考えられています。これが、散骨が法律で明確に禁止されていない理由の一つです。
これらの法律により、適切な配慮があれば散骨は違法とされない状況があるといえるでしょう。
海洋散骨が法律的に黙認されている理由
海洋散骨が黙認されている理由として、文化的な背景と実際の法解釈が影響しています。なぜなら、法律上で海洋散骨が具体的に「禁止」されていないことに加え、「供養」としての意識が強いからです。具体的には次のような理由が挙げられます。
供養の形態として尊重されている
遺骨を供養する形の一つとして、伝統的な埋葬以外にも自然と一体化させる「自然葬」が認められつつあります。その中で、海洋散骨は遺骨を自然に還すという意識の下で行われるため、文化的な理解が進んでいるといえます。
法の整備が追いついていない状況
日本では海洋散骨を取り締まる法律が未整備のままです。全国的に規制を設ける必要性が議論されていますが、現状では自治体ごとに異なる対応がされているため、散骨は一種の「グレーゾーン」として黙認されているのが実情です。
実際の環境への影響が少ないとみなされている
一般的に、遺骨は粉骨され微細な粉末状で撒かれるため、環境に与える影響が少ないとされています。このため、多くの自治体や国からも問題視されず、散骨の黙認に繋がっています。
散骨が違法になるケースと条例について
一方で、海洋散骨が違法となる場合もあります。これは自治体の条例やガイドラインによって異なりますが、特定のエリアでは規制がかかることもあるため、注意が必要です。次に、違法となる可能性のあるケースを紹介します。
条例で禁止されている場所での散骨
一部の自治体では、海洋散骨が問題視され、特定の区域や観光地などでは条例で散骨を禁止しています。たとえば、観光地の海岸沿いや漁業の行われる海域では、散骨が控えられていることが多いです。
人目につきやすい場所での散骨
散骨を行う際、他の人々の視界に入りやすい場所や人が多く訪れる場所での散骨は、トラブルの原因になることがあります。このため、人が集まりやすいビーチや海水浴場などは避けるのが一般的です。もしそうした場所で散骨を行うと、他の人々の理解が得られず、トラブルやクレームにつながる可能性があるため、結果的に違法行為として扱われる場合もあります。
許可なしに公有地や特定の施設で散骨する
海洋散骨といっても、その場所が公有地や指定の施設内の場合、管理者や関連機関の許可を取らずに散骨を行うと条例違反となる可能性があります。事前に確認しておくことが大切です。
海洋散骨に関するガイドラインや自治体の条例
現在、国が発行する統一的な海洋散骨ガイドラインはありませんが、自治体ごとに独自のガイドラインが設けられることも増えています。多くの自治体では、海洋散骨を行う際のマナーや配慮についての注意喚起が行われています。具体的には以下のようなポイントが推奨されています。
周囲の理解を得て行うこと
散骨する場所を決める際、周囲の人々やその土地の環境に配慮することが求められています。事前に家族や親族に相談したり、地元のルールを確認しておくことが大切です。
環境に配慮した粉骨の徹底
散骨する遺骨は2㎜以下の微細な粉末状にすることが推奨されています。これにより、海や自然環境への影響を最小限に抑えることができ、トラブルを避けることにもつながります。
季節や天候に応じた日程調整
人が集まる海水浴シーズンやイベント開催中など散骨が他人の迷惑になる可能性がある時期を避けることが望ましいとされています。これにより無用な誤解やトラブルを防ぐことができます。
海洋散骨は一部の条件を守ることで、黙認されているケースが多いものの、散骨場所や方法についての事前確認が欠かせません。
海洋散骨を個人で行うメリットとデメリット
自分で散骨をするメリット
海洋散骨を個人で行うことには、次のようなメリットがあります。
経済的な負担が軽減される
一般的な墓地や納骨堂を利用する際には、墓石の費用や維持費がかかります。しかし、海洋散骨の場合、個人で行うとこれらの費用が不要になるため、経済的負担が大幅に軽減されます。特に、おひとりさまの方にとっては、家族に経済的負担を残さないという点でも魅力的です。
自然に還りたいという希望を叶えられる
海洋散骨は故人の遺骨を海へと還す供養方法です。そのため「自然の一部になりたい」と望む方にとって、自分で自然へ還るという象徴的な行為が実現できることが魅力です。人々に自然葬が選ばれる背景には、故人が生まれ育った場所に還りたいという想いや環境への配慮があります。
シンプルで手間が少ない供養方法
墓地を必要とせず、継承者がいなくても供養ができる海洋散骨は、準備や手続きが比較的少なくシンプルです。自分で散骨を行えば、業者の予約や立ち会いも不要となるため、自分のタイミングで実施できます。特に、おひとりさまの方にとって、残された人に負担をかけない供養ができる点で大きな利点です。
自分で散骨をするデメリットと注意点
自分で海洋散骨を行う場合には、いくつかのデメリットや注意点も考慮する必要があります。
法律的なグレーゾーンとルール遵守の必要性
海洋散骨には明確な法律がないため、グレーゾーンとされています。地域ごとの条例やルールに従って行うことが求められ、違反するとトラブルに発展する可能性があります。たとえば、東京都では散骨場所を選ぶ際に「周囲の迷惑とならないこと」を推奨していますが、地域によってルールが異なるため注意が必要です。
周囲の理解が得にくい場合がある
海洋散骨に関する認知が進んできたとはいえ、故人の遺骨を海に撒く行為に抵抗を感じる方もいます。特に、観光地や人が多く訪れる海域での散骨は、トラブルや誤解を招く可能性があります。散骨場所は、人目につかないように選ぶことが望ましいです。
準備や手続きに不慣れで戸惑うことがある
海洋散骨を自分で行うためには、遺骨を粉骨し、必要な許可や準備を整える必要がありますが、初めて行う方にはわかりにくい手続きもあります。遺骨の粉末化など、専門的な知識が必要な場合は、業社の粉骨サービスを利用するのも良い方法です。
業者に依頼する場合の安心ポイント
もし自分での手続きや準備に不安がある場合、海洋散骨専門業者に依頼することで安心して供養を行うことができます。業者に依頼する際の主な利点は、以下のポイントが挙げられます。
法的な確認や準備を代行してくれる
業者に依頼することで、散骨が違法とならないよう法的な確認を徹底してくれます。自治体によっては散骨に関するガイドラインが設けられているため、地域のルールを把握した業者が対応してくれると安心です。
海洋散骨に適した場所を提供してくれる
業者は、散骨に適した場所や人目につきにくい海域を把握しているため、他人の目を気にせずに安心して供養が可能です。これにより、トラブルやクレームのリスクも減らすことができます。
供養としてのマナーが整う
散骨を行う際のマナーや礼儀を熟知しているため、遺族として安心して供養が行えるように配慮してくれます。船上での散骨や、故人を偲ぶセレモニーを設定するなど、故人への敬意を持って供養ができるでしょう。
繰り返しになりますが、海洋散骨を個人で行う場合は費用が抑えられるものの、ルールやマナーを守ることが非常に重要です。自分での準備が難しい場合は業者に依頼することも検討することをおすすめします。
海洋散骨を自分で行うための準備とルール
散骨場所の選び方とルール
海洋散骨を自分で行う際に、場所の選定は非常に重要です。適切な場所を選ぶことで、違法性を避けるだけでなく、周囲への配慮も欠かしません。選び方のポイントは次の通りです。
人の多い場所は避ける
散骨を行う際、観光地や人の集まる海水浴場、漁場などで行うのは控えるべきです。なぜなら、こうした場所での散骨は他の人々の不快感を生む可能性があるためです。たとえば、地元の観光スポットや漁業区域などでは地域住民の理解を得にくく、自治体によっては条例で禁止されている場合もあります。
周囲への配慮を忘れない
散骨場所は、海上であっても他人に迷惑がかからない場所を選ぶことが大切です。たとえば、観光地や景観を重視するエリアでは、散骨を控えることが望ましいです。また、周辺に家族連れや観光客がいる場合、彼らの視界に入らないような工夫が求められます。
自治体のガイドラインを確認する
一部の自治体では散骨に関するガイドラインや条例が定められています。特に、漁業関係者や観光業者が多い地域では、散骨場所の制限があるため、必ず事前に確認しましょう。地域ごとに異なるルールを把握するため、役所や市役所の相談窓口で確認することが大切です。
遺骨の粉骨(2㎜以下にする)
海洋散骨を行う際、遺骨は粉骨する必要があります。粉骨とは、遺骨を細かい粉末状に砕くことを指します。この作業は以下のような理由で必要です。
環境への配慮
海に撒かれた遺骨が周囲の環境に影響を与えないようにするため、2㎜以下の微細な粉末状にすることが推奨されています。粉骨することで、自然界への溶け込みやすさが増し、遺骨が目立ちにくくなるため、周囲の目も気にせずに済むでしょう。
他者への影響を避ける
粉末状にすることで、散骨時に周りの人々から遺骨が目に見えにくくなります。遺骨がそのままの形状で撒かれてしまうと、散骨した後に残ってしまい、他人の目に触れる可能性があります。そのため、散骨をする際は、遺骨を粉末状にしておくことがマナーの一環とされています。
粉骨の準備と必要なもの
自分で粉骨を行う場合、まず準備が必要です。専門的な道具を使うことで、家庭でも安全に粉骨が可能です。必要なものとして、以下のようなアイテムが挙げられます:
- 防塵マスク:粉が飛散するため、吸い込まないようにマスクを着用しましょう。
- 手袋:清潔な状態を保つために必須です。
- すり鉢、ハンマー、粉骨器など:遺骨を細かくするために使います。専用器具(粉砕機など)がない場合は、すり鉢でも代用できますが、十分に衛生管理を行う必要があります。または、遺骨を袋に入れてハンマーで砕くなどになります。
- 厚手のビニール袋:粉骨後の遺骨を入れるために使います。分けて保存する際にも便利です。
これらの準備を整え、衛生面と安全に配慮しながら作業を始めましょう。
粉骨の手順
自宅での粉骨には慎重な手順が必要です。以下のステップで進めていきましょう。
- 作業スペースの確保と清掃
作業する場所は清潔にしておくことが大切です。周囲に散らばらないようにし、できれば換気の良い場所を選びます。 - 防塵マスクと手袋の着用
粉骨中には粉が飛びやすいため、マスクをして呼吸器を守り、手袋を着用して手を保護します。 - 遺骨のすり潰し
専用の粉骨器を使って粉骨するか、すり鉢を使用して少しずつ丁寧にすり潰します。遺骨が2㎜以下になるまで粉状にしていくのが目安です。粗さを均一にするために、時間をかけてゆっくり行うのがポイントです。 - 粉骨した遺骨の収納
粉骨が完了したら、厚手のビニール袋や密閉容器に移し替え、湿気や湿度を防ぐ工夫をします。袋に入れる際は、遺骨が舞い上がらないようにゆっくりと行いましょう。
注意
- 衛生管理を徹底する:粉骨器具は使用前後に消毒し、清潔な状態を保つ。
- 分ける際は注意:遺骨を複数の袋や容器に分けて保管する場合、それぞれが湿気ないようにしっかりと密閉。
- 室内で行う場合:部屋の換気を良くし、終わった後はしっかり掃除する。
専門の業者に依頼するのが安心
自分で粉骨することはできますが、衛生面や技術面を考慮すると、専門業者に依頼する方が安心です。多くの業者では、粉骨サービスを提供しており、適切な手順で粉骨を行ってくれます。また、費用も数千円程度から可能なため、安心して利用できます。
親族や関係者への事前相談と同意の取得
散骨を行う際には、親族や関係者の同意を得ることも大切です。特に、親族がいる場合には相談を行い、事前に理解を得ることでトラブルを防ぎやすくなります。ポイントは次の通りです。
親族や親しい友人に相談する
故人の意思を尊重するためにも、散骨を考えていることを親族に相談するのが理想です。散骨は新しい供養方法であり、理解が得られにくい場合もありますが、故人の意思や希望について丁寧に説明することで納得してもらいやすくなります。
同意書や証明書の取得も検討する
万が一、散骨後に親族間でトラブルが発生しないよう、あらかじめ同意書を作成しておくこともおすすめです。形式的なもので構いませんが、書面で同意を得ておくと後のトラブルを避けやすくなります。特に法的に求められるわけではありませんが、安心感が増すため、同意書を残しておくとよいでしょう。
他者の理解を得やすい場所で行う
散骨を行う場所や方法についても、他者に迷惑をかけないように気を付けることが重要です。たとえば、事前に話し合いを行うことで、散骨を行うタイミングや日程を決定しやすくなります。
散骨当日のマナーと服装
散骨当日には、基本的なマナーとふさわしい服装を心がけることが求められます。故人への尊敬と周囲への配慮が感じられるよう、以下のポイントに注意しましょう。
控えめでシンプルな服装を選ぶ
海洋散骨を行う際には、ほとんどの業者がシンプルな平服をすすめています。特に自分で散骨を行う場合は周囲の注目を集めにくい服装が望ましいです。ポイントとしては、「露出を控えた、落ち着いた普段着」を選ぶと良いでしょう。また、船上では足元が不安定で、衣服が濡れる可能性もあるので、動きやすい服装で、濡れても滑りにくく、しっかりグリップできる靴で散骨に臨むことをおすすめします。喪服は推奨されていません。喪服を着て海に集まると、散骨することが知られてしまい、周囲に不快な思いをさせる恐れがあります。また、喪服姿の方が多く乗船していると、海を楽しみに来た人々にとって、あまり良い印象を与えない可能性があるためです。
準備物の確認と持ち物
散骨を行う際に必要な持ち物や準備物も、事前に確認しておくことが大切です。海上で散骨を行う場合は、風や波の影響を考慮し、遺骨が飛び散らないよう工夫を凝らす必要があります。通常は、粉末状の遺骨を風上から撒かないようにし、できるだけ静かな波の状態を選びます。
故人への祈りや感謝の気持ちを込める
散骨は故人を自然に還す行為であり、シンプルでありながらも心のこもった儀式として捉えられます。散骨の際には、故人への感謝や祈りを込め、周囲の景色や海の静けさに身を委ねることで、心を落ち着けて見送ることができます。
海洋散骨を自分で行う際には、適切な準備とルールを守り、故人への敬意を持って行うことが大切です。
海洋散骨を行う具体的な手順
手順① 散骨場所の確認と選定
海洋散骨を行うには、まず散骨場所を慎重に選定する必要があります。場所の選び方には、環境や周囲への配慮が求められ、また自治体ごとのルールも考慮に入れなければなりません。
人が多く集まる場所は避ける
観光地や海水浴場、漁業が行われる海域などでは、散骨が禁止されていることがあります。こうした場所での散骨は他の利用者に不快感を与える可能性があり、トラブルの原因にもなりやすいです。特に、海水浴場やビーチ、漁港などは避けるべき場所です。
自治体のガイドラインを確認する
散骨に関するルールは自治体ごとに異なるため、必ず事前に確認しておくことが大切です。たとえば、東京都や神奈川県などの一部地域では、散骨の際に周囲への配慮や場所の選定に関するガイドラインが発行されています。これにより、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
散骨に適した場所を見つける方法
自分で散骨を行う場合、船をチャーターして人目につかない沖合に向かうことが多いです。船舶を使用する場合は、地元のマリーナや釣り船業者などに相談して、安全かつ適切な場所まで移動してもらうことも選択肢の一つです。散骨に適した場所がわからない場合、地元のガイドラインを基に海域を選ぶとよいでしょう。
手順② 必要な許可や書類の取得
海洋散骨は許可が不要とされるケースもありますが、一部地域や特定の海域では許可や書類の取得が必要となる場合があります。
散骨に関する許可の有無を確認する
多くの地域では散骨のための許可は必要ありませんが、特定のエリアや環境保護区域では規制がかかることもあります。事前に地域の役所や管轄機関に問い合わせて、許可が必要かどうか確認しておきましょう。
書類や証明書の準備
散骨を行うにあたって特別な書類が必要なケースは少ないですが、遺骨を粉骨する際に粉骨証明書を求められる場合もあります。また、親族間での同意を確認するために簡単な同意書を作成するのもトラブル回避に有効です。
また、埋葬された遺骨を取り出す際には、市町村長からの「改葬許可証」が必須です。無許可での取り出しは認められていません。
改葬許可証の取得には、以下の書類が必要です。
改葬許可申請書:市区町村の役所で入手可能で、戸籍課などで配布されています。ホームページからダウンロードできる場合もあります。
埋蔵証明書:現在の墓地管理者から発行してもらう必要があります。
これらの書類を役所に提出し、申請が承認されると改葬許可証が発行されます。許可証を受け取ってから、正式に遺骨をお墓から取り出す手続きを行いましょう。
手順③ 散骨方法の決定と準備
散骨の方法も事前に決定しておく必要があります。散骨方法は、環境への影響や周囲への配慮を考慮し、適切な準備が求められます。
遺骨を粉骨する
遺骨はできるだけ細かい粉末状にしておく必要があります。2㎜以下の粉骨が推奨されており、これは環境に与える影響を最小限にするためです。遺骨を自分で粉骨することは法律違反ではありませんが、作業には時間がかかり、精神的な負担も大きくなる可能性があります。そのため、粉骨は専門の業者に依頼するするのがスムーズで確実な方法です。費用の相場はおおよそ1万円から3万円ほどです。
天候と風向きの確認
海洋散骨は屋外で行われるため、天候や風の強さも考慮が必要です。天候が良くない日や風の強い日は、粉骨した遺骨が広がりすぎる可能性があり、周囲に迷惑をかけることがあります。そのため、できるだけ穏やかな天候を選ぶのが理想です。
持ち物の準備
遺骨と粉骨用品
遺骨:すでに粉骨してあることが前提ですが、粉骨がまだならば、専門の粉骨業者に依頼するか、自分で2mm以下の粉にする。
小さな骨壺やビニール袋、容器:遺骨を散骨場所まで持っていく際に使用。移動中に遺骨が漏れないよう、密封できるものが良い。
船酔い対策グッズ
酔い止め薬:船上での揺れがあるため酔いやすい方は事前に服用しておくと安心。
水と軽食:長時間の航行になる場合もあるので、必要に応じて準備。
花びらやお線香
花びら:環境に優しい素材として、花は茎や葉を取り除き、花びらだけを持参すると良い。
お線香・キャンドル:短時間で消えるものを選び、風が強い場合には火がつかない可能性もあるため、ライターも準備しましょう。ただし、船上での火気使用は制限があることもあるため、確認が必要。
袋とタオル
防水バッグ:必要な持ち物を一括して管理できるように、バッグは防水仕様のものがおすすめ。
タオル:服が濡れた場合や手を拭くために必要。
連絡先や許可書など(必要に応じて)
連絡先リスト:船の手配業者や親族の連絡先を控えておくと安心。
許可書類:海洋散骨の許可が必要な場合があるため、必要書類があるかどうか事前に確認し、もし必要であれば持参。
手順④ 散骨の実施
いよいよ散骨を行う際のポイントについて説明します。散骨は故人に対する尊敬の念を込めて行うため、落ち着いて、心を込めた儀式として進めていくことが大切です。
散骨当日の流れ
目的の場所まで船で移動し、周囲の安全が確認できたら散骨を開始します。周囲に他の船や人がいないことを確認したら、風向きを考慮して、ゆっくりと遺骨を撒きます。風下に立つと、遺骨が自分の方に戻ってきてしまうことがあるため、風上から行わないよう注意しましょう。
祈りを捧げる
散骨は故人を自然へ還す重要な儀式です。手を合わせて祈りを捧げたり、静かに心の中で感謝の気持ちを伝えるなど、故人を偲ぶ時間を持つことが望ましいです。おひとりさまの場合、一人で行うこともありますが、特別な思いを込めることでより深い供養となります。
船や周囲の環境の清掃
散骨を終えた後は、船の上や周囲に散らばった粉を軽く清掃するなどして、環境を元の状態に戻すように心がけましょう。散骨場所を美しいまま保つことで、他の人々の理解や共感も得やすくなります。
海洋散骨は事前準備と適切な手順を守ることで、自然と他の人への配慮を持って行うことができます。故人に敬意を込め、心静かに供養することで、思いのこもった供養ができるでしょう。
個人で散骨する際の注意点とリスク
散骨可能な場所の確認(条例違反リスク)
海洋散骨を個人で行う際、散骨が可能な場所を確認することは非常に重要です。なぜなら、場所によっては散骨が条例で禁止されていることがあるからです。違反すると法的なトラブルに発展するリスクがあるため、注意が必要です。
地方自治体の条例確認
一部の自治体では、海洋散骨を行う場所や方法に関する規定やガイドラインが設けられています(北海道、埼玉、静岡、長野、といった一部の地域では、散骨に関する条例が定められています。これらの条例に違反すると、罰金や懲役といった罰則が科される場合もあります)。たとえば、観光地や漁業が盛んなエリアでは、観光業や漁業関係者への配慮から、散骨が禁止されている場合があります。東京都や神奈川県など一部の自治体では、散骨が認められない場所があるため、事前に役所や市のウェブサイトで確認することが大切です。
自治体名 | 条例名 |
北海道長沼町 | 長沼町さわやか環境づくり条例 |
北海道岩見沢市 | 岩見沢市における散骨の適正化に関する条約施行規則 |
埼玉県秩父市 | 禁秩父市環境保全条例 |
静岡県御殿場市 | 五点箸散骨場の経営の許可等に関する条例 |
静岡県熱海市 | 熱海市海洋散骨事業ガイドライン |
許可を求められるエリア
環境保護区や漁場近くの海域などでは、許可が必要な場合もあります。たとえば、自然保護区として指定されている地域では、散骨が環境への影響を与えると考えられ、禁止されています。こうした場所での散骨は避けるべきです。
散骨に適した場所と不適な場所
散骨を行う際には、適切な場所を選ぶことが大切です。適切な場所を選ぶことで、他の人や環境への配慮ができ、スムーズな供養が可能となります。
適した場所
適した場所としては、一般的に沖合の人目につきにくい場所が推奨されます。海洋散骨を行う場合、専用の船をチャーターして沖合に向かい、他の人々が立ち入らないような場所で散骨することが望ましいです。波が静かな時を選び、風向きにも注意しながら行うことで、遺骨が周囲に飛散せずに済みます。
不適な場所
海水浴場や観光地、漁業エリアなど、人が頻繁に訪れる場所や漁師が利用する海域は不適とされます。こうした場所で散骨を行うと、観光客や地元の人々に不快感を与える可能性があるためです。自治体によっては明確に禁止されている場合もあるため、事前にリサーチをして、地元のルールに従いましょう。
散骨が問題なくできる場所まとめ(表)
以下の表は、海洋散骨が問題なく行えると考えられる場所や禁止されることが多い場所をまとめたものです。散骨場所の選定に役立ててください。
散骨場所 | 許可状況 | 注意点 |
沖合の海域 | 可能 | 他の船が少ない、静かな場所を選ぶ |
海水浴場 | 禁止されることが多い | 観光客や他の利用者がいる場所は避ける |
漁場付近 | 禁止または要確認 | 地元の漁協に確認を取ることが望ましい |
環境保護区 | 禁止される場合が多い | 事前に環境保護区域の情報を確認する |
自然に還る素材以外は撒かないこと
海洋散骨を行う際、遺骨のみを撒くことが推奨されています。故人を偲んで花や手紙を一緒に撒きたいと思うかもしれませんが、環境への配慮から、自然に還る素材以外は避けるべきです。
自然に還る素材の例
遺骨に加え、自然素材で作られた花びらや紙などは、自然に還りやすいため適しています。たとえば、無香料の花びら(花は茎や葉を残さず花びらだけにする方が、環境への負荷が少なくて済みます)や土に溶ける専用の紙などは自然への影響が少ないため、使用することができます。また、お酒はお清めの意味もあり日本酒が一般的ですが、ビールを撒く方もいらっしゃいます。こうした素材は海や自然に負担をかけず、故人を偲ぶ気持ちを形にできます。
プラスチックや金属は避ける
プラスチックや金属製のアイテムは、環境を汚染する恐れがあるため、散骨には適しません。これらの素材は長期間残り、海洋生物や環境への悪影響が懸念されます。たとえば、金属製の装飾品や写真立てなどは、環境への配慮から散骨時に使用しないようにしましょう。
散骨場所に墓標を立てないなどのマナー遵守
散骨を行った後、散骨場所に記念碑や墓標を立てたいと考える方もいるかもしれませんが、墓標を立てることは控えるべきです。理由は、散骨場所が他の人々と共有する自然の一部であり、記念物を設置することが環境や他の利用者に影響を与える可能性があるからです。
墓標や記念碑を設置しない
散骨を行った海や自然は、多くの人々と共有される場所です。そのため、散骨場所に墓標や記念碑を立てると、周囲に不快感を与えたり、観光地や自然環境を損ねる原因となりかねません。また、法的にも認められていないケースが多いため、設置を避けるのがマナーです。
散骨を行った場所を心に留める方法
記念碑を立てずとも、心の中でその場所を故人とつながる場所として覚えておくことで、思い出や供養の場として大切にすることができます。また、散骨した日を記録に残し、毎年その日に故人を偲ぶ方法も一つの供養となるでしょう。
そのため、海洋散骨を行う際には環境や他の人々への配慮を忘れず、自然に還るという目的にふさわしい行動を心掛けることが大切です。
業者に海洋散骨を依頼する場合の流れと費用
業者依頼時の費用相場
海洋散骨を業者に依頼する際の費用は、サービス内容や業者の場所により異なりますが、一般的には以下のような相場です。
個別散骨(貸切):約10万円~30万円
家族や親しい方のみで船に乗り、沖合で散骨を行います。このプランは、個別の供養として落ち着いた環境で故人を見送ることができるため、多くの人に選ばれています。
合同散骨:約5万円~15万円
他のご家族と共に散骨を行うプランで、費用を抑えられるのが特徴です。合同で行うことになるため、限られた人数での参加となります。
代理散骨:約3万円~10万円
家族が立ち会わず、業者が代理で散骨を行うプランです。現地に行けない場合に選ばれます。
業者依頼時の注意点
追加費用の確認
業者によっては、粉骨サービスや散骨証明書の発行などで追加費用が発生することがあります。依頼前に総額を確認し、追加のサービス内容も把握しておきましょう。
安全面の確認
海上での作業となるため、業者が安全対策をきちんと行っているか確認することも大切です。天候不良時の延期対応や安全設備の有無、保険についても聞いておくと安心です。
業者ごとの必要書類や手続きの流れ
海洋散骨を業者に依頼する際には、通常、いくつかの書類や手続きが必要です。一般的な流れを以下に示します。
まず、希望する散骨方法について業者に問い合わせを行い、内容や費用の見積もりを確認します。プランや費用についてしっかり相談し、納得のいくサービスを選びましょう。
通常、次の書類が必要です。
火葬許可証または埋葬許可証:遺骨が正式に火葬されたことを証明する書類です。
申込書:業者が指定する申込書に必要事項を記入します。
故人の遺骨を複数の場所に分けて散骨する場合など、必要に応じて書類が追加されることもありますので、事前に確認しておきましょう。
散骨の日程を調整し、当日の流れや服装などについての説明を受けます。悪天候などの場合は日程変更が発生することもあるため、事前に業者からの連絡方法や対応について確認しておくとスムーズです。
支払いは契約時または散骨前に行うのが一般的です。支払い方法についても事前に確認しておきましょう。クレジットカードや銀行振込が利用できる場合もあります。
当日は指定の集合場所に向かい、業者が準備した船に乗り散骨場所まで移動します。故人に対する祈りを込めて散骨を行い、供養を終えます。船上でのマナーや行動についても、業者からの説明をよく聞き、節度ある対応を心がけましょう。
- ご遺骨を散骨
- 花びらを献花
- お酒を献酒
- 海域を3周して最後のお別れ
- その後、定期的に供養を行う
散骨を行った後、業者から「散骨証明書」が発行されることがあります。これは後日の記録としても大切な書類となるため、保管しておきましょう。証明書には散骨を行った日付や場所が記載され、家族にとっても供養の証となります。
散骨を委託する場合の安心ポイント
業者に散骨を委託することで、安心して供養が行えるいくつかのポイントが得られます。
適切な場所での散骨
業者は法律や地域のガイドラインを熟知しているため、環境や人々に配慮しながら、適切な場所での散骨を行ってくれます。これにより、トラブルを避け、安心して故人を送り出せます。
細やかな対応とサポート
業者によっては、故人を偲ぶセレモニーを設定したり、遺族の気持ちに寄り添うサポートを行うところもあります。船上でのセレモニーや散骨証明書の発行など、遺族が安心して任せられる体制が整っている業者を選ぶとよいでしょう。
手続きや準備の負担軽減
自分で散骨を行う場合、場所の選定や粉骨の準備など、さまざまな手続きが必要ですが、業者に依頼すると一連の手続きを代行してもらえます。特に高齢者や遠方に住む家族にとっては、大きな負担が軽減される点がメリットです。
海洋散骨を業者に委託することで、法令順守や場所の適切な選定、準備の負担軽減が図れるため、安心して供養を行いたい方にはおすすめです。
海洋散骨以外のおひとりさま向け供養方法
散骨以外の選択肢とその特徴
おひとりさまが供養方法を選ぶ際、海洋散骨以外にもいくつかの選択肢があります。それぞれの供養方法には特徴があり、環境や自分の考えに合った方法を選ぶことができます。代表的な方法をご紹介します。
樹木葬
樹木葬は、自然に還ることを意識した供養方法の一つで、遺骨を樹木の根元に埋葬します。墓石の代わりに樹木をシンボルとし、故人が自然の一部として還ることを表現します。この方法は、自然環境に配慮し、後世に負担をかけないため、管理費がかからず、環境保護にも貢献できることが特徴です。
納骨堂
納骨堂は、建物の中にある個別のスペースや棚に遺骨を安置する供養方法です。遺族や友人が気軽に訪れて手を合わせることができ、管理もしやすいのが特徴です。特に都市部では土地の確保が難しいため、納骨堂の需要が高まっています。納骨堂は一般的に施設の管理が行き届いており、個人の遺骨が安全に保管されるため、管理を依頼したい方に向いています。
自宅供養
自宅供養は、遺骨を自宅に保管し、日常的に手を合わせたり、偲ぶことができる方法です。特別な場所を用意せず、自分が安心して供養できる空間で行えるため、おひとりさまの方にとって手軽で負担の少ない供養方法といえます。供養用の骨壺や手元供養専用のミニチュアサイズの仏壇もあり、現代風のインテリアに合わせやすいものも増えています。
バルーン葬
バルーン葬は、遺骨の一部をバルーンに入れ、空へ飛ばすことで供養する新しい方法です。空を見上げることで故人を偲びたい方や、自由な供養方法を求める方に選ばれています。ただし、天候の影響を受けやすいため、散骨や樹木葬に比べて日程調整が難しいことがある点に留意が必要です。また、環境に配慮した素材が使われているかどうかを確認しておくとよいでしょう。
墓石を建てない供養法の紹介
最近は、従来の墓石を建てる方法に代わる供養法が増えています。墓石がないことで維持費や管理の負担が軽減され、シンプルな供養を望む方に支持されています。
合祀墓
合祀墓とは、複数の遺骨をまとめて安置する供養方法です。霊園や寺院が管理を行うため、供養に必要な手入れや管理の手間がかからず、費用も比較的安価です。合祀墓は、費用を抑えて供養を行いたい方や、親族に負担をかけたくない方に選ばれています。ただし、複数の遺骨と一緒に安置されるため、個別の墓石やスペースがないことを理解しておく必要があります。
プレート供養
墓石の代わりに、小さなプレートを地面に埋めたり、特定の場所に設置する供養方法です。プレートには故人の名前やメッセージが刻まれるため、簡素ながらも記念として残すことができ、親しみやすい方法です。プレート供養は都市部でも人気が高まっており、場所を取らず手軽に故人を偲べることが特徴です。
デジタル供養
最近では、デジタル技術を活用して供養を行う「デジタル供養」も登場しています。スマートフォンやパソコンで故人の情報や写真を保存し、オンライン上でお参りや手を合わせることができるサービスです。現地に足を運べない人でも簡単に供養ができるため、遠方に住む親族や多忙な人に適しています。
信頼できるおすすめの海洋散骨業者
自分で海洋散骨するのはハードルも高いので、やっぱり業者に依頼しようという方のために、評判が良く信頼できるおすすめの海洋散骨業者を4社ご紹介します。
シーセレモニー
基本情報
出典:シーセレモニーホームページ
運営会社 | 株式会社SPICE SERVE (代表取締役社長CEO 山田 康平) |
打ち合わせ | ・店舗(東京都港区海岸3丁目18−21 ブライトイースト芝浦1F) ・オンライン ・ご自宅への出張訪問 |
粉骨対応 | あり(有料 ※プランによっては無料) |
粉骨の立ち合い | 可能(無料) |
遺骨の受け渡し | 出張お引き取り・郵送 |
コロナウイルス感染症対策 | ・船舶アルコール消毒(船内やデッキ、備品等) ・船内アルコール消毒液の設置(お客様ならびに乗船スタッフ用) ・運航中の船内換気(ドアの開放) ・個室などの3密空間となり得るスペースの閉鎖 |
雨天対応 | ・小型クルーザー:無料で日程変更 ・中型以上のクルーザー:雨天でも出航可(船室を使用) 風や波が高く危険と判断した場合は順延日のご相談 |
献花・献酒の持ち込み | 可能 |
喫煙 | 全てのクルーザーで喫煙可能 |
服装 | 通常の平服 |
墓じまいの対応 | 可能 |
海難事故向けの保険 | ①船客保険および船体保険 ②旅行業保険 ③事業活動包括保険 ※保険料はすべて散骨料金に含まれています。 |
骨壺・木箱等の処分 | 可能(無料) |
ペットの散骨 | 可能 |
・きめ細やかなサービスの質に高い評価
・プランが充実(10種類以上のプラン)
・ワンランク上のプレミアムプランや豪華客船を利用した特別なプランがある
・船上での生演奏や、故人の思い出映像制作、ドローンによる記念映像の撮影など、
オプションサービスが充実(14種類)
・海外の対応海域もあり(ハワイ、グアム)
・生前予約ができる
・ペットの海洋散骨プランも提供
プラン・価格
プラン名 | 料金 | プランの内容 |
ファミリー散骨プラン (貸切散骨) | 143,000円〜286,000円 (土日祝は+33,000円) ●運航エリアにより費用が異なります ●クルーズ時間:約90分 ※粉骨費用:別途 33,000円 | 船を貸し切って行う散骨プラン ・船舶チャーター ・散骨セレモニー ・献花用花びら ・献酒用の日本酒 ・ドリンクサービス ・写真サービス(データ納品) ・散骨証明書(後日郵送) ・桟橋使用 |
代理散骨プラン | 55,000円〜77,000円 ●運航エリアにより費用が異なります ●ハワイは132,000円 ※粉骨費用含む(立合い粉骨可) | シーセレモニーが 代理で散骨するプラン ・散骨セレモニー ・献花用花びら ・献酒用の日本酒 ・ご遺骨の粉骨 ・写真サービス ・散骨証明書(後日郵送) |
合同乗船散骨プラン | 165,000円 ●乗船定員:2名まで ●クルーズ時間:2時間 ※粉骨費用:別途 33,000円 | 他の方と一緒に散骨を行うプラン ・船舶チャーター ・散骨セレモニー ・献花用花びら ・献酒用の日本酒 ・ドリンクサービス ・写真サービス(データ納品) ・散骨証明書(後日郵送) ・桟橋使用 |
プレミアム散骨プラン (貸切散骨) | 660,000円/2178,000円 ●クルーザーにより費用が異なります | 豪華なクルーザーを貸し切って行う 特別な散骨プラン ・お食事+飲み放題 ・生演奏 ※プランによる ・船舶チャーター ・散骨セレモニー ・プレミアム献花 ・プレミアム献酒 ・祭壇 ・ドリンクサービス ・写真サービス(データ納品) ・フォトフレーム ・散骨証明書(後日郵送) ・桟橋使用 |
豪華客船散骨プラン | クルーズ費用は お問い合わせください ※粉骨費用:別途33,000円 | 豪華客船を使用したプラン ・客船クルーズ乗船 ・散骨セレモニー ・献花用花びら ・献酒用の日本酒 ・散骨証明書(後日郵送) |
生前予約プラン | 生前予約 【代理散骨】 55,000円 ※粉骨費用含む 生前予約 【ファミリー散骨】 154,000円 ※粉骨費用含む | 生前予約 ファミリー散骨 の場合 ・粉骨 ・献花用花びら ・献酒用の日本酒 ・散骨証明書(後日郵送) |
年忌法要クルーズ | 中型クルーザー [定員20名様まで]286,000円 ※土日祝は+44,000円 ●クルーズ時間:2時間半 大型クルーザー [定員70名様まで]要問合わせ ●クルーズ時間:2時間半〜3時間 | ご遺骨を散骨した海域をクルーザーで巡りながら、年忌法要と会食を 海上で行うクルーズプラン |
ペット散骨プラン | ご乗船 ・飼い主の故人様と同時に散骨 16,500円 ・ペットのご遺骨を単独で散骨 121,000円〜 ※粉骨費用含む 代理 ・飼い主の故人様と同時に散骨 16,500円 ・ペットのご遺骨を単独で散骨 55,000円 ※粉骨費用含む | 故人様のご遺骨と一緒に散骨、またはペットの遺骨を単独で散骨するプラン |
精進落としプラン | ●[5名様]159,500円 ●[10名様]363,000円 (土日祝は+33,000円) ※粉骨費用:別途33,000円 | 散骨後の食事を船上で 楽しむことができるプラン |
代行お参りプラン | 16,500円 | シーセレモニーのスタッフが 代理でセレモニーを行うプラン ・セレモニー写真(データ納品) |
対応海域
東京(羽田空港と東京ディズニーリゾートの沖合)
千葉(銚子・南房総[千葉・保田])
神奈川(横浜・湘南・江ノ島・葉山横須賀・浦賀・真鶴・小田原・湯河原)
北陸(若狭湾沖・富山湾)
大阪(USJと関西国際空港の沖合)
高松 (女木島の西の沖合)
沖縄 (那覇市の沖合・石垣島の沖合)
ハワイ(ハワイ島の沖合・オアフ島の沖合)
グアム(アガットマリーナから出航したグアム島の西海岸)
出典:シーセレモニーホームページ
シーセレモニーは、関東、関西、四国、沖縄の主要エリアに加え、海外のハワイやグアムでも散骨が可能です。特に、海外での散骨を希望する方や、海外にゆかりのある方にとっては、他の業者にはない選択肢を提供している点が魅力です。特別な場所で故人を送りたい方や、海外旅行が好きだった故人をその思い出の地で送り出したい方にとって、シーセレモニーは非常に適した業者です。
サービス紹介動画
利用者の口コミ
2024.05.15
長期にわたるご相談に対応していただき、宿泊に伴う連絡調整をお願いでき私と故人がイメージしていたようなセレモニーができました。海に溶け込んでいく故人が目に焼き付きました。
■乗船場:湘南・江ノ島・葉山 ■ご利用プラン:ファミリー散骨プラン(貸切散骨)
2020.11.11
父の誕生日に、散骨式をして頂きました。海への散骨は父の生前からの希望だったこともあり、家族としても本当に心より納得のいく満足できる散骨となりました。親切に細かいお心遣いをして下さり大変感謝しております。あんなに美しく海に溶けていくものなのですね。父の好きな音楽と好物の菓子や飲み物、そして沢山のお花と共に海という自然の中に溶けていき、父本人も大満足でしょう!貴重な想い出をありがとうございました!
■乗船場:東京 ■ご利用プラン:ファミリー散骨プラン(貸切散骨)
2021.08.19
先日はありがとうございました。子どもたちも主人の母もとってもよかったよ!と言っていました。ディズニーの近くまで行っていただき、とてもよく見えたし、ディズニーのお話もしてくださったり、選曲も本当にステキで感動しました。主人の母は散骨に抵抗があったようでしたが、クルーズの後はなんだかスーッとして心が洗われた気持ちになった、とてもステキで乗船してよかったわ〜としみじみ言っていました。みなにとってよい思い出になったようで、心より感謝いたします。写真も送ってくださりありがとうございました。海に撒かれた花びらの奥にディズニーが見えていてステキな光景でした。いろいろ相談に乗っていただいたり変更したりとご迷惑もおかけしましたがお願いして本当によかったです。どうもありがとうございました☺︎
■乗船場:東京 ■ご利用プラン:ファミリー散骨プラン(貸切散骨)
2022.02.23
昨日は大変ありがとうございました。母の意向が滞りなく進められ大変嬉しかったです。コロナ禍でどこにも行く事が出来なかった中、ちょっとしたアトラクションの様で楽しさと感謝を一緒に持ち合わせられて本当に良かったです。また、三回忌なんかで出来ればと思います。ありがとうございました。
■乗船場:東京 ■ご利用プラン:ファミリー散骨プラン(貸切散骨)
出典:シーセレモニーホームページ
みんなの海洋散骨
基本情報
出典:みんなの海洋散骨ホームページ
運営会社 | 株式会社Aクルーズ (代表取締役 天井 十秋) |
打ち合わせ | ・電話 ・LINE ・お問い合わせフォーム |
粉骨対応 | あり(各プランの料金に含まれています) |
ペットの散骨 | 可能 |
遺骨の受け渡し | 持ち込み・出張お引き取り・郵送 |
服装 | 通常の平服 |
墓じまいの対応 | 可能 |
・シンプルで無駄がなく、必要最低限のサービスを低価格で提供
・対応海域は全国29箇所と非常に広範囲でどこに住んでいても利用しやすい
・土日祝も平日と同一料金
・ペットの海洋散骨プランも提供
プラン・価格
プラン名 | 料金 | プランの内容 |
代行委託散骨プラン | 44,000円〜 | みんなの海洋散骨が 代理で散骨するプラン ・ご遺骨の引き取り(別途料金) ・ご遺骨のパウダー化費用(粉骨) ・献花 ・献酒、献水 ・海洋散骨施行費用 ・散骨証明書(散骨海域の明記) ・散骨風景写真 |
合同乗船散骨プラン | 132,000円〜 | 数組のご家族に乗船いただき、 合同で故人様をお見送りするプラン ・ご遺骨の引き取り(別途料金) ・ご遺骨のパウダー化(粉骨) ・献花 ・献酒、献水 ・船舶チャーター ・海洋散骨施行 ・参加人数 1~2名様/組 (最大4名様) ・散骨証明書(散骨海域の明記) ・散骨風景写真 |
貸切乗船散骨プラン | 242,000円〜 | お一人様から、ご家族、親族様のみのプライベートに散骨いただけるセミオーダープラン ・ご遺骨の引き取り (送料無料・引取り費は別途料金) ・ご遺骨のパウダー化(粉骨) ・船舶チャーター ・献花 ・献酒、献水 ・海洋散骨施行 ・参加人数 1~8名様 ・メモリアルDVD ・散骨証明書(散骨海域の明記あり) |
対応海域
北海道|東北 (北海道・宮城)
関東(東京・千葉・神奈川・茨城)
東海|北陸(新潟・静岡・伊勢志摩・富山・福井)
近畿(京都・大阪・兵庫・和歌山)
四国(徳島・高知・愛媛・香川)
中国(岡山・広島・鳥取・島根・山口)
九州(福岡・宮崎・熊本・鹿児島)
出典:みんなの海洋散骨ホームページ
みんなの海洋散骨は、対応する地域が非常に広いため、故人が愛した場所やゆかりのある地域で散骨を希望する場合でも、柔軟に対応できる点が強みです。特に、遠方の親族がいる場合や、希望する特定の海域がある場合には非常に便利です。
サービス紹介動画
口コミ・評判
2020.03.27
■厚木市/50歳代女性 ■ご利用プラン:合同乗船散骨プラン
先日はお世話になりました。家から近い海域で送ることが出来て、本当に嬉しかったです。スタッフの方々もアットホームな感じで安心しました。青い海の水底に沈んで行く記憶が印象にいつまでも残っています。海洋散骨で良かったなあ、と大変満足しています。ありがとうございまいた。
2021.05.03
■福岡県福岡市/80代男性 ■ご利用プラン:代行委託散骨
大変お世話様になりました。55年連れ添った伴侶人の追慕の念は未だに消えるものではありませんが、ビデオの映像を拝見する度たびに心が休まるような気持ちになります。ありがとうございまいた。
2021.03.19
■広島県広島市/40代男性 ■ご利用プラン:代行委託散骨
この度は大変お世話になりありがとうございました。こちらの希望にも対応して下さり、嬉しい限りです。お陰様でほっと一息つきながら新年を向かる事が出来ました。御社を選んで良かったと心より思っております。ありがとうございました。
2020.08.20
■岐阜県多治見市/70代女性 ■ご利用プラン:貸切乗船散骨
すべてにおいて、大変満足しています。雨が少し残念でいたが、それでも良い思い出になりました。(海は良いですネ)散骨できて大変良かったですし、ずーと心に残ります。とても、満足しています。スタッフの方々もみんな親切で、散骨したいという人がいれば、紹介したいと思いました。本当に本当にお世話になり、ありがとうございました。
出典:みんなの海洋散骨ホームページ ※写真はイメージです
ミキワの海洋散骨
基本情報
運営会社 | 株式会社サンテレーヴ[屋号]お墓のミキワ (代表取締役 吉野 操) |
粉骨対応 | あり(有料 ※プランによっては無料) |
遺骨の受け渡し | 出張お引き取り・郵送 |
骨壺・木箱等の処分 | 無料対応 |
ペットの散骨 | 可能 |
・東京近郊に特化した地域密着型
・対応海域は2箇所(ディズニーランド沖、羽田沖)
・土日祝も平日と同一料金
・二柱目以降は割引(柱[はしら]:お位牌の単位)
・「粉骨」ではなく「洗骨」のみも対応可
・ペットの海洋散骨プランも提供
プラン・価格
プラン名 | 料金 | プランの内容 |
個別散骨プラン | [屋内保管] ●[1〜3名様]110,000円 ●[4〜6名様]143,000円 ●[7〜10名様]165,000円 (土日祝でも同一料金) | 船をチャーターしご遺族様に 乗船していただき散骨するプラン ・粉骨 ・海洋散骨 ・献花 ・献酒 ・散骨証明書(散骨海域の明記) ・散骨風景写真 |
代理散骨プラン | ●[屋内保管]27,500円 ●[屋外保管]38,500円 | スタッフが代理で散骨するプラン ・粉骨 ・海洋散骨 ・献花 ・献酒 ・散骨証明書(散骨海域の明記) |
メモリアル クルーズプラン | 99,000円 | 以前に散骨が行われた海域に行き、 故人様を偲び、お参りできるプラン ・献花 ・献酒 ・写真 |
ペット代理散骨プラン | ●[2〜3寸]16,500円 ●[4〜5寸]18,700円 ●[6〜8寸]20,900円 | 一体ごとにご家族様に代わり、 スタッフが散骨するプラン |
対応海域
東京(ディズニーランド沖・羽田沖)
出典:ミキワの海洋散骨ホームページ
ミキワの海洋散骨サービスは、東京近郊の限られた海域でサービスを提供しています。ディズニーランド沖と羽田沖の2箇所で、特に東京に住む方や、東京近郊での散骨を希望する方には便利です。限られた海域ではありますが、ディズニーランド沖というユニークな場所で散骨を行いたい方や、羽田沖というアクセスしやすい場所で手軽に散骨を行いたい方におすすめです。
サービス紹介動画
口コミ・評判
■埼玉県 ■ご利用プラン:個別散骨プラン
散骨当日は風もなく静かな海でゆっくりお別れすることができました。遺骨の一部を手元供養用に小分けしていただくなど全てにおいて遺族側の立場になってご提案いただきとても感謝しています。私の周囲に散骨に関心がある人も多いので貴社のことを紹介させていただきます。ありがとうございました。
■埼玉県 ■ご利用プラン:個別散骨プラン
当日は交通事情により遅れてしまいましたが、それに対しても船頭さん含め、とてもご理解のある優しいご対応に感謝しております。散骨当日の写真も沢山綺麗に撮って頂き散骨内容にも心から満足しております。一人一人の散骨をゆっくり急かすことなく優しく見守ってくださり、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
■東京都 ■ご利用プラン:個別散骨プラン
この度は大変お世話になりありがとうございました。こちらの希望にも対応して下さり、嬉しい限りです。お陰様でほっと一息つきながら新年を向かる事が出来ました。御社を選んで良かったと心より思っております。ありがとうございました。
2020.08.20
■埼玉県 ■ご利用プラン:個別散骨プラン
趣味の釣りやダイビングを思い出し故人らしさを考え海洋散骨を選択しました。とにかくセレモニーとして大変良く遺族も気持ち良くお別れできました。最後のお別れに散骨場所を回っていただき、この時間が一番良かったです。 散骨のご対応、親族を含め大変感謝しております。おかげさまで故人を忘れない良い思い出となりました。
ブルーオーシャンセレモニー
基本情報
運営会社 | 株式株式会社ハウスボートクラブ (代表取締役社長 赤羽真聡) |
粉骨対応 | あり |
粉骨の立ち合い | 可能 |
遺骨の受け渡し | 出張お引き取り(有料)・持ち込み |
服装 | 通常の平服 |
墓じまいの対応 | 可能 |
ペットの散骨 | 可能 |
プラン・価格
プラン名 | 料金 | プランの内容 |
チャーター散骨プラン | 国内 ●(平日)297,000円〜440,000円 ●(土日)352,000円〜495,000円 海外 ●(ハワイ)935,000円〜 ●(ハワイ)495,000円〜 | 自社クルーザーを一隻貸し切って 行う海洋散骨 ・献花用花びら ・写真サービス ・船舶チャーター ・セレモニー ・ドリンクサービス・お茶菓子 ・散骨証明書 |
合同乗船散骨プラン | ●(平日)165,000円 ※1組2名様 ●(土日)187,000円 ※1組2名様 ※追加乗船: ¥16,500/1名 | 複数家族がクルーザーに乗船し、 乗り合いで行う海洋散骨 ・献花用花びら ・写真サービス ・ドリンクサービス・お茶菓子 ・散骨証明書 |
代行委託散骨プラン | ●55,000円 ※ご遺骨1柱の料金 | ご遺族に代わりスタッフが 代行して行う海洋散骨 ・献花用花びら ・写真サービス ・散骨証明書 |
ペット散骨プラン | チャーター散骨プラン ●(平日)297,000円〜385,000円 ●(土日)352,000円〜440,000円 合同散骨プラン ●(平日)165,000円 ●(土日)187,000円 代行散骨プラン ●55,000円 | 大切なペットのお骨をご家族と一緒に 行う海洋散骨 |
対応海域
北海道|東北 (北海道・青森・山形・岩手・秋田・宮城・福島)
関東(東京・千葉・神奈川・茨城)
中部|北陸(静岡・愛知・新潟・福井・富山・石川)
近畿(京都・大阪・兵庫・和歌山・三重)
四国(徳島・高知・愛媛・香川)
中国(岡山・広島・鳥取・山口)
九州|沖縄(福岡・宮崎・熊本・鹿児島・長崎・佐賀・大分・沖縄)
海外(ハワイ・グアム・韓国)
出典:ブルーオーシャンセレモニーホームページ
サービス紹介動画
口コミ・評判
2024.05.12
■香川県(高松市) ■チャーター散骨プラン
全ておまかせし、期待以上のセレモニーになりました。参加者誰もが気持ち良く別れの儀式ができたと思います。ありがとうございました。
■東京都 ■ご利用プラン:合同散骨プラン
最初のご相談から時間が空いてしまったため、花が値上がりしてしまったことが予定外。。。値上がり情報は連絡いただければありがたかったのですが、こちらも期日を調整中だったので、結局は同じ結果になったかと思っています。請求書発行後の変更にも気持ちよく対応してくださり、大変感謝しています。ありがとうございました!
■東京都 ■ご利用プラン:合同散骨プラン
好天に恵まれたので良かったと思っています。天候によって評価はかなり差が出ると思いました。
まとめ
本記事では、海洋散骨を自分で行う際の違法性や手順、注意点について解説しました。最適な供養の形を選ぶために、以下のポイントを参考にしてみてください。
(1)海洋散骨の違法性
・海洋散骨は違法ではないが、地域ごとに条例が設けられているため注意が必要
・海水浴場や観光地など、公共の利用が多い場所での散骨は禁止される場合もある
・散骨を計画する際は自治体のルールに従い違法リスクを避けることが重要
(2)自分で散骨を行うメリットとデメリット
メリット:自ら供養の場に立ち会える、費用を抑えられる
デメリット:適切な場所や手順の確認、粉骨の準備などに手間がかかる
(3)海洋散骨の準備
・散骨場所を決める際は、人目につきにくい場所や風向きにも注意
・遺骨は2㎜以下の粉末にすることが推奨されている。
精神的にもハードルが高いので業者の粉骨サービスを利用するのも一つの手段。
・当日シンプルな服装を心がけ、濡れても滑りにくい靴を着用する
(4)個人で行う際の注意点とリスク
・散骨場所については条例違反リスクや地域の規定があるため、事前確認うぃする。
・許可を得ていない場所での散骨や、自然に還らない素材の持ち込みは避ける
(5)業者に依頼する場合の安心ポイント
・業者は法令遵守を徹底し、散骨ポイントも把握しているので安心
・海難事故や保険などの安全面もしっかりしている
・散骨証明書を発行してくれるので散骨地点が記録として残せる
以上を踏まえ、海洋散骨は慎重に準備しながら行うことで、安心して故人を自然に還すことができます。自分で行うか業者に依頼するかをじっくりと考え、ご家族と相談しながら最適な供養方法をご検討ください。業社への依頼を検討されている方は「【2024年版】おすすめの海洋散骨業者ランキング」の記事も参考にしてみてください。