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海洋散骨でペットを供養すべき理由をまるっと解説!海洋散骨は自分でもできる?

fukurou

ペットを海洋散骨はどんな流れで行うの?

ペットの海洋散骨は自分でできる?

ペットの海洋散骨のメリット、デメリットを知りたい。
おすすめの業者も教えて!

こんな悩みを解決できる記事になっています。

フクロウ先生
フクロウ先生

初めての方でも理解しやすいよう、イラストを使用して解説しているので、ペットの海洋散骨を検討されている方はぜひ最後までご覧くだされ!

Contents
  1. ペットの海洋散骨とは
  2. ペットの海洋散骨が増えている3つの理由
  3. ペットの海洋散骨ってどんな種類があるの?特徴は?
  4. ペットの海洋散骨の費用の相場
  5. 【アンケート】ペットの海洋散骨を選んだ理由
  6. ペットの海洋散骨が向いている人
  7. ペットの海洋散骨 10のメリットと5つのデメリット
  8. ペットの海洋散骨は法律上問題ない?
  9. ペットの海洋散骨の5つの注意点
  10. 粉骨について
  11. ペットの海洋散骨の流れ
  12. 海洋散骨以外のペットの供養方法
  13. 現実を受け入れられない方のための剥製葬
  14. 「海」以外のペットの散骨場所
  15. ペットの海洋散骨は自分でもできる?
  16. ペットの海洋散骨をした人の口コミ
  17. 海洋散骨でよくある質問
  18. ペットの海洋散骨業者の選定ポイント
  19. ペットの海洋散骨ができるおすすめの業者3選
  20. まとめ:ペットの海洋散骨

ペットの海洋散骨とは

ペットが亡くなると、ペット霊園に埋葬したり自宅で供養するのが一般的でした。最近ではペットの供養の仕方も選択肢が増えています。

フクロウ先生
フクロウ先生

その中で特に注目されているのが、海洋散骨じゃ!

海洋散骨は、「自然葬」「海洋葬」とも呼ばれ、火葬後にパウダー状に粉骨したペットの遺骨を海へまく供養です。

・墓石代などがかからないので、費用の負担が少ない

・遺骨の維持、管理の手間がかからない

・遺族への負担がかからない

・自然に還せる

というのが注目されている理由です。

ペットの海洋散骨は、人の海洋散骨よりも手続きが簡単です。ペットの場合「埋葬許可証」を散骨業者に提出する必要がないからです。それ以外は基本的に人の場合と違いはありません。

散骨には「海洋散骨」以外にも「森林散骨」「空中散骨」「バルーン散骨」「宇宙散骨」など
さまざまなタイプがありますが、海洋散骨は、その中でも1番メジャーで人気の散骨方法です。
船で沖に出て散骨するため、近隣住民とのトラブルが少ないことや、業者の数も多く、費用も比較的リーズナブルなことが人気の理由です。

海洋散骨は遺骨を海にまいてしまうので、一見「しっかり供養してあげた」と感じづらいように思うかもしれませんが、実際はその逆です。

例えば以下のような理由で「しっかり供養をしてあげた」という実感を得ることができます。

・散骨セレモニーの実施(散骨地点をクルーザーで周遊しながらペットとの思い出を語り合う)
・海という特別な空間で行うので満足感や特別感を得られ、記憶に残る
・散骨証明書が発行される

フクロウ先生
フクロウ先生

「全ての遺骨を撒いてしまうのは寂しい…」という方も心配いらんぞ。散骨と手元供養を組み合わせて遺骨の一部を手元に残せば、いつまでも大切なペットを身近に感じることができるぞ!

ペットの海洋散骨が増えている3つの理由

①ペット専用のお墓はまだまだ少ない

全国的に見ても、ペット専用の霊園や納骨堂は人間用のものに比べて圧倒的に少数です。

フクロウ先生
フクロウ先生

都市部では土地の確保が困難なため、特に数が限られとるんじゃ。

また、人間の遺骨とペットの遺骨を一緒に埋葬できるお墓や霊園はまだまだ多くはありません。
理由は「人間とペットの遺骨を一緒に埋葬する」ことに対して、考え方や倫理観が個人により異なるので、他の利用者が嫌な気持ちにならないよう配慮する必要があるからです。
そういった背景があり、海洋散骨を選ぶ方が増えています。

②飼い主と一緒に同じ場所で埋葬したい

長年一緒に暮らしていたペットは家族の一員なのだから一緒に眠りたい。そんな想いを抱いている飼い主様も大勢いるのではないでしょうか。大切なペットが亡くなったとき、「自分と同じ場所で供養してあげたい」と考えるのは自然なことですよね。
しかし、前述したようにペットも一緒に埋葬できるお墓や霊園はまだまだ少ないのが現実です。
そこで、飼い主自身が、海洋散骨を選ぶケースが増えています。
海洋散骨であれば、飼い主と同じ場所でペットを供養できるからです。

③ペットのお墓は代々受け継がない

フクロウ先生
フクロウ先生

ペットの遺骨は人間のように先祖代々受け継いでいくことがないので、遺族に迷惑がかからないよう、飼い主が自分の代で責任をもって供養する必要があるんじゃ。

お墓や霊園で管理している場合や自宅で手元供養している場合でも最後は、永代供養や散骨する必要があります。
その最後の供養に海洋散骨を選ぶ方が増えています。

ペットの海洋散骨ってどんな種類があるの?特徴は?

個別散骨

船を貸し切って家族・親族のみで海洋散骨を行います。

メリット
・家族、親族だけなので落ち着いてお見送りできる
・自分達の都合や希望に合わせて自由に日時を指定できる
・船を貸し切るので、乗船できる人数が多い

デメリット
・船を貸し切るので、費用が高い

こんな方におすすめ
費用は多少高くても、他人の目を気にすることなくペットとの最後のお別れを穏やかに過ごしたい人

合同散骨

複数の家族が同じ船に乗って合同で海洋散骨を行います。

メリット
・複数の家族で費用を負担するので個別散骨よりも安い

デメリット
・他の家族も参加しているので、他人の目や声が気になりゆっくりお別れしづらい
・日時を指定できない
・乗船できる人数が少ない

こんな方におすすめ
・費用をできるだけ抑えながら、自分で直接お別れしたい人
・乗船人数が少ないご家族

代行散骨

業者が家族の変わりに代行して海洋散骨を行います。

メリット
・費用が最も安い
・病気や身体が不自由で散骨に参加できなくても依頼できる

デメリット
・散骨の場に立ち会えないので、供養してあげた実感を得づらい

こんな方におすすめ
・とにかく費用を抑えたい方
・高齢や病気で体調がすぐれない方
・散骨の手続きや準備に時間をかけられない方

ペットの海洋散骨の費用の相場

フクロウ先生
フクロウ先生

海洋散骨に関わる費用は3つあるぞ。1つづつ見ていこう。

①火葬費用
②粉骨費用
③海洋散骨費用

①火葬費用

ペットが亡くなった後に火葬する費用。すでに火葬が済んでいて、遺骨を自宅で保管している場合は火葬費用はかかりません。
費用はペットの大きさや、火葬の種類(合同火葬、個別火葬)などによって異なります。

相場は、

自治体に依頼する場合
・小型犬や猫:約3,000円~1万円 程度
・大型犬:約2万円 程度

民間業者に依頼する場合
・小型犬や猫:1〜3万円 程度
・大型犬:3万円~8万円万円 程度

②粉骨費用

海洋散骨をするには遺骨をパウダー状になるまで砕いて「粉骨」する必要があります。
海洋散骨業者が対応しているので、散骨と合わせてお願いするのが一般的です。

業者に依頼する場合、
5,000円〜2万円 程度が相場です。

フクロウ先生
フクロウ先生

遺骨をお墓で保管している場合は、洗浄、乾燥させてから粉骨するので1万円程度、追加費用がかかるぞ。

③海洋散骨費用

海洋散骨の費用は、前述した3つの散骨方法によって異なります。

・個別散骨:18万円〜40万円 程度
・合同散骨:10万円〜20万円 程度
・代行散骨:2万円〜5万円 程度

【アンケート】ペットの海洋散骨を選んだ理由

ペットを海洋散骨した人は、具体的にどういった理由で海洋散骨を選んだのでしょう!?

海洋散骨業者がお客様50名に行ったアンケートをご紹介します。

フクロウ先生
フクロウ先生

ペットの海洋散骨を検討していたり、迷っている方は、ぜひヒントにしてみてくだされ!

ペットを海洋散骨した理由 ベスト5

第1位 後継者に負担をかけたくない

第2位 海に思い出がある(海に遊びに来てた、海が好きだった)

第3位 いつでもお参りできる

第4位 故人の遺骨と一緒に散骨してあげたいから

第5位 ペット霊園に入れたくないから

1位の回答は「後継者に負担をかけたくない」で約30%でした。残された家族に負担をかけたくないという想いから海洋散骨を選ぶ方が多いようです。

「後継者に負担をかけたくない」の具体的な回答もご紹介します。

【後継者に負担をかけたくない具体的な回答】
・自分の死後、骨壷を管理してくれる人がいないと思った。
・遺骨を子供に管理してもらうのも悪いと思うし、お墓を作っても自分以外はお参りできないので現実的ではない。
・自分はペットの遺骨を大切に思っているけど、ペットと暮らしていない子供達が同じように大切にしてくれるかわからない。
・自分が歳をとって管理できなくなる前に散骨しようと思った。
・自分と一緒に散骨できるように、ペットも粉骨だけすませておこうと思った。

ペットの海洋散骨が向いている人

ペットの海洋散骨が向いている人は主に以下のような方です。

ペットの海洋散骨が向いている人

・自分の死後、遺骨の管理を任せる後継者のいないおひとりさま
元気なうちに「引き継ぐ必要がない供養」を済ませたい人
・転勤や引っ越しが多く、ペット霊園や納骨堂へお参りに行けない人
・しっかり供養したい、でも経済的に余裕がなく、費用を抑えたい人
ペットロスが重く、気持ちの整理がつかない人
ペットと過ごした思い出の海で最後のお別れをしたい人

ペットの海洋散骨 10のメリットと5つのデメリット

10のメリット

供養
全ての海が愛するペットを供養できる場所となる。日本は海に囲まれている特にお祈りできる場所が多い。
②お墓のように、定期的なメンテナンス、管理の手間がかからない

継承
③お墓のように継承する必要がないので遺族に負担をかける心配がない
④遠方に引っ越した際の改葬や墓じまいが不要(自由に引っ越せる)

費用
⑤墓石の購入やお墓の維持管理費用が不要なので、ペット霊園などと比べ、費用の負担が少ない

飼い主の願い
⑥「自然の中へと還してあげたい」「大好きだった海でお別れしたい」という、飼い主の希望が叶えられる

環境
⑦お墓に比べ、環境負荷が少ない

手軽さ
⑧役所への特別な手続きや埋葬許可証などの書類の準備が不要
⑨宗教・宗派によってはNGな供養方法がありますが、海洋散骨は誰でもできる

その他
⑩海という特別な場所でセレモニーを行うので思い出に残る

5つのデメリット

①遺骨を全て散骨してしまった場合、後になって後悔することがある
②お墓のようにお参りできる場所がないので、しっかりと供養している実感が感じづらい
③遺骨が手元に残らないので、ペットと離れ離れになったような気がして寂しさを感じる
④家族みんなのスケジュールを調整したのに悪天候だった場合、延期になることがある
船酔いすることがある。

ペットの海洋散骨は法律上問題ない?

ペットの死体は法律上「廃棄物」として扱われます。そのため、無断で公共の場所や他人の土地に埋葬したり、ゴミとして捨てたりすることは、廃棄物処理法に違反する可能性があります。

しかし、ペットの散骨は法律的に問題ありません。
環境省は「火葬されたペット(動物)の遺骨は、廃棄物には該当しない」と言っています。
つまり、「ペットの海洋散骨は供養の1つで、廃棄物を捨てる行為ではない」ということです。

ただし、自治体によっては散骨に関する条例が定められているので、それに従う必要があります。

引用:https://www.env.go.jp/hourei/11/000296.html

ペットの海洋散骨の5つの注意点

①遺骨は必ず粉骨する

ペットに限らず海洋散骨では遺骨をパウダー状に細かく粉骨(1mm~2mm程度)してから海にまかなくてはいけません。
「これは遺骨だ!」と目で見てわかる状態で散骨してしまうと、流れ着いた遺骨を見つけた人がびっくりしてしまいますよね。場合によっては事件と勘違いして警察に通報してしまうかもしれません。
だから必ず「遺骨」と分からないように細かく粉骨する必要があります。
また、粉骨して細かくすることで海に溶けやすくなるので、海洋環境にもやさしいです。

②周囲の人に配慮して行う

海洋散骨する時は、周囲にいる人への十分な配慮が大切です。
海辺ではいろいろ人が活動しています。遊びに来ている人、漁業関係者、お散歩している住人、海辺でお店を営んでいる人。
海洋散骨は、遺族・親族にとっては大切なセレモニーですが、喪服を着た人たちが骨壷や献花などを持って歩いていたり、橋の上から遺骨を海にまいていたりしたら、周りの人たちが驚いてしまいますよね。そういったことがないように、以下の点に注意して海洋散骨を行いましょう。

場所
人目につかない沖合[陸から1海里(約1.8km)離れる]
※日本海洋散骨協会のガイドラインより
服装
喪服は避け、平服(フォーマル寄りの私服)で参列する
持ち物
骨壺や献花などは、中身がわからないよう紙袋や風呂敷で包む
時間帯
人の往来が多い時間帯(朝夕の通勤・通学・ランチタイムなど)は避ける

③散骨する場所によっては法律違反になる

公共の場所や、許可を得ていない他人の私有地、水源や人目につくところで散骨をすると、法律違反となる可能性があります。
また、条例や独自のガイドラインで、散骨自体を禁止する自治体や、一部エリアでのみ散骨を許可する自治体も存在します。
希望するエリアが散骨可能かどうか不安な方は、散骨エリアやルールに詳しい海洋散骨業者に依頼するか、役所に問い合わせて確認しましょう。

散骨に適していない場所

・船の往来がある場所
・海水浴場、浜辺、防波堤
・釣り場
・漁港、漁業場、養殖場、
・水源、川、湖、沼 など

規制・禁止エリアある自治体と地域の例

・北海道(長沼町、岩見沢市)
・埼玉県(秩父市、本庄市)
・静岡県(熱海市、伊東市、三島市、御殿場市)
・宮城県(松島町)
・長野県(諏訪市)
・神奈川県(湯河原町、箱根町)
・愛媛県(愛南町)
・鹿児島県(伊佐市)
・熊本県(南阿蘇村)

④海洋環境へ配慮する

海にはたくさんの生き物が住んでいるので、海洋散骨を行う際は、できるだけ海の環境を汚さないように心がけましょう。人間も自分の住んでいる場所が排気ガスや排水で汚染されたら病気になって住めなくなってしまいますよね。
そのため、できるだけ海に負担がかからないように心がけましょう。
例えば、
海洋散骨のセレモニーでは献花や献酒のために、お花やお酒を海にまきますが、お花であれば花束を包んでいたビニール、リボン、テープなどはまかないようにする、お酒も量を減らしたり、アルコールの入っていない飲み物にするなどの配慮が必要です。

その他、副葬品であっても以下のような物は、海にまいてはいけません。

副葬品であっても海にまくのはNG

金属類(指輪、ネックレス、時計 など)

ガラス製品(写真立て、香水瓶 など)

布製品(ハンカチ、お守り、衣類 など)

紙類(手紙、遺言書 など)

⑤個人で火葬はしない

小さいペットであれば、自宅の庭で火葬できると考える方もいるでしょう。しかしペットの遺体は、法律上、「廃棄物」の扱いになります。
つまり庭で火葬することは、「野焼き行為」とみなされて法律違反になる恐れがあります。
そのため火葬は個人は行わずに、必ず火葬場に依頼しましょう。

粉骨について

フクロウ先生
フクロウ先生

ペットの海洋散骨を行うには、必ず遺骨を粉骨(粉末状にすること)する必要があるぞ。

粉骨は個人で行うこともできますが、大切なペットの遺骨をハンマーなどで粉々に砕く行為は精神的に負担が大きいため、業者に依頼するのが一般的です。たいていの場合は海洋散骨業者で粉骨も依頼できます。

粉骨費用の相場

粉骨にかかる費用は、ペットの種類やサイズ、骨量、依頼する業者によって異なります。

基本的な相場は5千円~1.5万円程度です。

フクロウ先生
フクロウ先生

遺骨をペット霊園などのお墓の中で管理していた場合、遺骨が湿気を含んでしまうんじゃ…。そのため通常の費用に加え、洗浄・乾燥作業の費用(1万円程度)が追加で発生するぞ。

粉骨のメリット

フクロウ先生
フクロウ先生

粉骨は、海洋散骨の目的以外でもメリットがあるぞ!

①遺骨の体積が減るので(1/3~1/5程度になる)、小スペースで手元供養ができる。
 また、ペンダントやブレスレットに入れて持ち歩きして手元供養ができます。
②粉骨すると湿気によるカビや臭気の発生を防げ、衛生的に管理できます。
③持ち運びしやすいので引っ越しなどで運搬するときに扱いやすい。

よくある質問

粉骨は遺骨を砕くので縁起が悪いのでは?
遺骨を砕くのは宗教上問題ないの? 呪われるんじゃないの?と心配する方もいますが、「粉骨を悪いこと」と考えている宗教はありません。粉骨もペットを供養するための大切な工程の1つです。ペットを「心を込めてしっかり供養したい」と想う気持ちが大切です。

粉骨は自宅でできますか?
自宅で粉骨することも可能です。
①まず、遺骨が湿気を帯びている時は、ドライヤーで乾燥させます。
②次に乳鉢やすり鉢ですりつぶします。大きな部分から丁寧に崩していきます。
③次に粗く砕いた粉をミルサーなどにかけて、さらに細かくします。
④茶こしやふるいで粒の粗いものを除いて仕上がりを調整。密閉できる骨壷・ケースなどに入れて保存します。

作業する時はゴーグルやマスクをつけて行うと粉が目や口に入るのを防げます。しかし、大切なペットの遺骨を粉砕するのは精神的につらいので、専門業者に依頼するのがおすすめです。

ペットの海洋散骨の流れ

フクロウ先生
フクロウ先生

ペットが亡くなった後、海洋散骨するまでの一般的な流れを説明するぞ。

ペットを火葬する

自治体や民間業者に火葬を依頼。自宅訪問型・合同火葬型・個別火葬型など色々な種類がありますが、海洋散骨する場合は、火葬後に遺骨を「返骨」してもらうプランを選びます。

海洋散骨を依頼する業者を選定して申し込む

散骨したい希望の海域やプラン、料金などを比較し、業者を選定します。

業者に遺骨を渡して粉骨する

粉骨するために、業者に遺骨を渡します。遺骨の渡し方は、郵送、業者に自宅や火葬場まで引き取りに来てもらう、業者へ持ち込むなどの方法があります。
業者が専用の道具で粉骨(パウダー状にする)します。粉骨後は海に溶けやすいよう水溶性の紙袋などで保管されることが多いです。

プランや散骨する海域などを業者と打ち合わせる

散骨したい海域やプラン、セレモニーの内容について業者と打ち合わせします。

海洋散骨を実施する

いよいよ海洋散骨本番です。悪天候の場合は、順延になる可能性があるので、業者からの指示を待ちましょう。

散骨証明書を受けとる

後日、散骨証明書や散骨当日の写真などが送られてきます。散骨証明書には散骨を行った緯度・経度が記載されているので大切に保管しましょう。年忌法要の際に散骨した地点の海域でお参りする時に必要になります。

海洋散骨以外のペットの供養方法

ペット霊園に埋葬する

ペット霊園は、ペット専用の霊園のことです。人と同じようにお墓へ埋葬し、法要して供養します。
一般的には他のペットと合同で埋葬することが多いですが、墓石を選んで個別に埋葬できるペット霊園もあります。

ペット霊園の種類

合祀墓(ごうしぼ)
・ほかのペットと一緒に合同で埋葬されるタイプ
・費用が安く永代供養も可能
・一度合祀すると遺骨が取り出せない
・費用を抑えたい人で合同で供養しても気にならない人におすすめ

個別墓
・墓石を設けて個別に納骨するタイプ
・費用は高いが、遺骨を取り出せる
・利用期間が決まっている場合が多く、期間を過ぎると合祀(ごうし)される
・人と同じようにしっかりと供養したい人におすすめ

納骨堂
・屋内の施設で遺骨を保管するタイプ
・ロッカー型や仏壇型などのタイプがある
・遺影やお供え物、思い出の品などを置ける
・雨風の影響を受けないので清潔。
・天候に左右されずお参りしたい人におすすめ

樹木葬
・特定のシンボルツリーの下や花の根元に、粉骨した遺骨を埋葬
・自然に還る供養ができ、植物に囲まれているので景観が美しい
・他のペットと合同で埋葬するタイプや個別の区画に埋葬するタイプがある
・自然に還してあげたいと願う人、環境への配慮を重視する人におすすめ

永代供養

永代供養は、火葬した遺骨をペット霊園や寺院に預け、施設側が供養を行います。

そのため、人の永代供養と同じで、お墓を管理する後継者がいなくても、施設側が定期的に法要をしてくれるので安心です。

近所にペット霊園や寺院があればお参りにも行きやすく、手を合わせられる場所があるので寂しさを感じずに供養できます。

フクロウ先生
フクロウ先生

維持費がかからないことも大きなメリットじゃ!

自宅の敷地、庭に埋葬して供養

フクロウ先生
フクロウ先生

火葬後の遺骨をペット霊園ではなく、庭など自宅の敷地に埋葬するという方法もあるぞ!

小鳥やハムスターのような小動物の場合は、火葬をせずにそのまま埋葬することもあります。人の場合は、自分の敷地内であっても勝手に埋葬することは法律で禁じられていますが、ペットの場合は問題ありません。
自宅での埋葬は、費用もかからずいつでもお参りができ、大切なペットを常に身近に感じることができます。
ただし、お墓とわかるような墓標などを設置すると、近所の人が不快に感じることもあるので近隣に迷惑がかからないように注意しましょう。花や樹木を植えてさりげなく墓標代わりにするのもおすすめです。
また、引っ越しの予定がある場合、家族と離れてしまうと無縁仏になってしまうのでやめておいた方が良いでしょう。
時間が経って家を売却する場合は、後々トラブルにならないようペットを散骨したことを不動産屋へ伝えておいた方が安心です。

プランター葬

庭がない…、でも自宅で埋葬したい場合におすすめなのがプランター葬です。
ハムスターや小鳥といった小さいペットを埋葬する方に選ばれることが多いです。火葬費用、粉骨費用以外は維持管理費用がかからないのでコストを抑えられます。

また、広いスペースは不要でマンションなどのベランダでもできます。手元供養と自然葬を合わせたスタイルで、「ペットがそばにいる」ことを日常生活の中で感じられることも大きなメリットです。
プランターの土に埋葬し、お花を一緒に植えると良いでしょう。

ただしベランダで行うため、悪臭を放ったり害虫が発生したりしないように注意が必要です。アパート、マンションにお住いの場合はプランターなどに、一度にすべてではなく、時期をずらして少しずつ埋葬していくとよいでしょう。

フクロウ先生
フクロウ先生

子供と「命の循環」を学びたいご家族にもおすすめじゃ。

手元供養

火葬後、遺骨を埋葬しないで、自宅で供養することを手元供養といいます。
手元供養のメリットは、いつでも身近にペットの存在を感じられることです。祭壇も飼い主の好みに自由にアレンジできます。
手元供養品には、ミニ仏壇やミニ骨壷以外にも、持ち運びできるアクセサリーなどもあります。
リビングや寝室で声をかけたり、写真に手を合わせたりできるので、ペットの死後、気持ちの整理がつくまで手元供養をして過ごすのも良いでしょう。
遺骨は湿気に弱くカビが生えやすいので、直射日光があたらず、風通しの良い部屋で保管しましょう。
ただし、供養する家族が亡くなっても遺骨は残るため、最終的には遺骨をどのように供養するのかを決めておく必要があります。

現実を受け入れられない方のための剥製葬

家族の一員であるペットが突然亡くなってしまい、どうしても現実を受け入れることができない…。
ペットロス陥ってしまいそう…。
そのような場合、ペットを剥製(はくせい)にする「剥製葬」という方法もあります。
費用は高額(相場は10~30万円程度)ですが、生前の姿を残すことができるので、精神的な負担を軽減できます。

ただ、逆にいつまでも生きたままの姿が残っているので忘れられなくなってしまい、ペットロスを抜けづらくなるというデメリットもあります。

剥製にするためにはペットの死後、すぐに冷凍保存する必要があり、腐敗が進行してしまうと剥製にできない場合があります。そのため剥製にすることを検討しているのであれば、家族で話し合いをしたり、考える時間を確保できるように、取り急ぎ冷凍保存しておきましょう。

「海」以外のペットの散骨場所

フクロウ先生
フクロウ先生

散骨には「海洋散骨」以外にも「森林散骨」「空中散骨」「バルーン散骨」などがあるぞ!

森林散骨

相場:5~10万円
「山林葬」と呼ばれたりもします。お散歩やバーベキュー、キャンプなどペットと山で過ごした思い出が多い飼い主様に選ばれることが多いです。山が大好きだったペットを自然の中に還したい、そんな想いのある方におすすめです。
費用が安いこともメリットです。

森林散骨で注意しなくてはいけないのが、無許可で行うと山の所有者とトラブルになる点です。とはいえ山の所有者に自分で直接交渉するのは難しいため、専門業者に依頼するのが一般的です。自分の所有している山であれば自由に散骨して問題ありません。

また、山や森林で遺骨を埋めると「埋葬」になってしまい、違法行為なので注意が必要です。散骨はあくまでも「まく」ことであり、土をかぶせて埋めることは「埋葬」にあたり、許可のある墓地や霊園でしかできません。

空中散骨

相場:10~50万円
空中散骨は、セスナ機・ヘリコプターなどで、空から粉骨(粉末状にした遺骨)した遺骨をまく散骨です。気球のようなバルーンに乗せて行うタイプもあります。

海や山への散骨とは異なり、「空へ還る(空から見守ってもらう)」というコンセプトの新しいタイプの散骨です。空を見上げるたびに、ペットを偲ぶことができます。写真や映像で美しい散骨シーンを残したい方にもおすすめです。

ただし航空機を使用するため、コストが高いことや、天候に左右されやすいことがデメリットです。また、航空機に搭乗できる人数も限られているので、少人数で散骨を行わなければなりません。
バルーンに乗せて散骨する場合は、大きな気球の中に遺骨を入れて空に飛ばします。成層圏に達するとバルーンが割れて散骨されます。成層圏で散骨された遺灰は偏西風に乗って、地球の上空を漂い続けます。

ペットの海洋散骨は自分でもできる?

フクロウ先生
フクロウ先生

海洋散骨は業者に依頼するのが一般的じゃが、自分で散骨することもできるぞ。メリットとデメリットを踏まえて検討してみてくだされ。

自分で海洋散骨するメリット

①業者に依頼する場合と比べて費用が大幅に抑えられる(必要な費用は交通費・船代程度)
日時・散骨海域を自由に決められる
③他人の目を気にせず、時間をかけてゆっくり散骨できる

自分で海洋散骨するデメリット

①しっかり下調べをしないと、散骨場所によっては違法になる可能性がある
粉骨は作業の難易度が高く、大切なペットの遺骨を砕くので精神的にも辛い
船の手配は慣れていないと手間がかかる

自分でペットを海洋散骨する流れ

火葬を済ませる

ペットを火葬し、遺骨を受け取ります。

粉骨する

法律上、遺骨は2mm以下のパウダー状に粉骨しなければ海へ散骨できません。自宅で乳鉢やミルなどを使って粉骨します。前述したように作業の難易度が高いので、粉骨作業だけ業者に依頼しても良いでしょう。

散骨場所の選定

散骨は人目につかない沖合[陸から1海里(約1.8km)]で行いましょう

船の手配(必要な場合)

個人の船を使用する場合は不要です。

散骨の持ち物を準備

・粉骨した遺灰(海に溶けやすい水溶性の袋に入れるとまきやすい)
・献花用の花びら(自然に還るもの)
・遺影(任意)
・酔い止め・飲み物・タオル・ごみ袋(花の包装材や使った袋などを持ち帰るため)
・健康保険証(万が一の体調不良時などに備えて)
・滑りにくい靴 など

献花で海にまくのは「花びら」だけです。自然に還らないラッピング袋はNG。茎や葉も海の生き物がエサと間違えて食べてしまわないようまいてはいけません。
遺品を遺骨と一緒にまきたいと考える方もいますが、自然に還らない金属やガラス、ビニールといった人工物は、海洋の環境を汚染するのでまいてはいけません。海にまけるのは「自然に還るもの」という視点で判断してください。

海洋散骨 本番

散骨地点をGPSで記録しておくと法要する時に同じ海域に行けるので役に立ちます。

ペットの海洋散骨をした人の口コミ

フクロウ先生
フクロウ先生

実際にペットの海洋散骨を行った方の口コミをいくつかご紹介するぞ!散骨前後のリアルな感想なので、ぜひ参考にしてみてくだされ。

クルーズ船で色とりどりのお花の周りを一周した時に感動

ペットの種類:猫

昨日は本当にありがとうございました。良い1日を過ごせました。
お問い合わせから実施後も、一つひとつ丁寧にご対応していただいたおかげで、とても良い時間を過ごすことが出来ました。
セレモニーの最後は、色とりどりのお花を海に献花し、クルーズ船で一周した時にはとても綺麗で感動しました。散骨後一部の遺骨を納めていただき、手元供養品として帰ってきたため、これからもずっと一緒にいられる気がします。またお願いすることがあるかもしれませんので、その時は是非宜しくお願い致します。

幸せをくれた愛犬を早く自然に還したい

ペットの種類:犬

15年の長きに渡り家族の一員として多くの楽しみ、幸せをくれた愛犬を早く自然に還してあげたいと思い、その場所を「海」と選びましたが、さてどのように散骨すればよいのか、自分たちで海上に船を出し散骨することも考えましたが、粉骨も必要、人目もあり、危険も伴いますので、代理散骨にしようと決めました。しかし、Webでたくさんの業者がみつかり、今度はどこの業者にしようか悩みました。最後の最後で、悪質業者さんを選んでは悪い思い出になってしまいます。我が家に遺骨を取りに来てくださり、愛犬の思い出をじっくり聞いてくださいました。その後も散骨予定日、散骨後のお電話、当日の散骨の様子の写真、お手紙と、丁寧な対応に心より感謝しております。

大好きな場所で散骨できたことに深く感謝

ペットの種類:犬

台風が過ぎちょうど一週間後、夫婦で羽田空港隣の城南島海浜公園にて祈って参りました。生前ラブ(ペットの名前)の大好きな場所でよく行く場所でした。目の前に広がる海の正面で散骨していただいた事は意味深く、感謝致します。海が大好きなラブがまた海に還っていって、お陰様で気持ちに一区切りつきました。ありがとうございました。

「生まれかわっておいで」という気持ちも込めた海洋散骨

ペットの種類:犬

19年間一緒に過ごしてきた愛犬が亡くなって1年。1周忌を終え、生まれ変わっておいで、という気持ちも込めて海洋散骨をお願いしました。海には同行しなかったのですが、後日、散骨当日の様子、気持ちよい海と空の景色、虹も出ました!と、たくさんの写真が丁寧なお手紙と散骨証明書とともに送られてきました。特に虹の写真は、気持ちがよく、愛犬の旅立ちを祝福してくれているかのようで何度眺めても心があたたかくなります。

何度も全ての写真を見ているうちに淋しさや悲しい気持ちが癒されました

ペットの種類:犬

10月30日に16才で旅立ったトイプードルのベベの散骨を代行して下さりありがとうございました。長い時間を共に過ごした大切なべべを私達家族に代わって海へ還してくださった事、心を込めてお見送りをしてくださった事、本当に心から感謝しています。送ってくださったお写真の撮り方がとても美しく、何度も何度も見ているうちに、べべがいなくなって感じていたさびしさや悲しい気持ちが癒されました。

愛犬を自然葬で供養できてほっとしました

ペットの種類:犬

愛犬を無事に教骨することができて、大変ほっと致しました。5年前に亡くなり、ずっと自宅で見守って参りましたが、自分達も年をとり、いつまでこのような状態でいられるか大変不安に感じていました。家内も自然葬で愛犬を供養することが出来てとても良かったと感じているようです。翌週にホテルでささやかな法事を行いました。食いしん坊の愛犬はとてもよろこんでもらえたかなと思っております。大変素晴らしい式を誠にありがとうございました。家内と共に感謝しております。

海洋散骨でよくある質問

Q ペットの骨を海に散骨することはかわいそうなのでは?

A『ペットの遺骨を海に散骨するなんてかわいそう…。』そうおっしゃる方もいます。
考え方は人それぞれなので正解はありません。散骨をされた人の理由を聞くと、海に思い出がある、遺族に負担がかからない、遺骨の管理の心配が少ない、という理由で散骨をしています。
ペットの大切な遺骨なので、家族で相談して皆が納得できる供養を導き出すことが大切です。
また、無縁仏になる方がかわいそうと思う場合は、散骨を検討してもよいかもしれません。

Q ペットの海洋散骨におすすめの季節はありますか?

A 気候が穏やかな、春や秋がおすすめですが、いずれも正解はありません。
① 春(3月〜5月)
最もおすすめの季節。桜の季節と重なり、「旅立ちの象徴」として人気が高く、天候が安定しており、海も比較的穏やかです。
気温も心地よく、船上で過ごしやすい反面、花粉症の人は対策が必要です。またゴールデンウィーク前後は混雑・予約が埋まりやすいので早めに予約しましょう。

②夏(6月〜8月)
日照時間が長く、明るく開放的な気持ちで送り出せます。
盆休み、夏休みで学生や家族が休みのため、家族みんなで参加する散骨に向いています。
ただし、熱中症や日差し対策が必須です。船内が暑くなるので高齢者が参加する場合は特に注意が必要です。
また、梅雨(6月中旬〜7月上旬)や台風(8月)で天候が不安定になる時期でもあります。


③秋(9月〜11月)
2番目におすすめの季節。台風シーズンが過ぎた10月〜11月は海が穏やかです。涼しくなり、体調面の負担も少ないです。

④冬(12月〜2月)
空気が澄んでいて海も静かなので、落ち着いた雰囲気の中お見送りできます。年末など「一区切りの時期」として選ぶ人もいます。ただし、海風が強い日が多く、出航できない可能性が高い季節です。船上の寒さで体調を崩してしまうこともあるのでしっかりとした防寒対策が必要です。


Q 海洋散骨後の供養はどうすればいい?

A 海洋散骨後もさまざまな方法で供養することができます。

①メモリアルクルーズ
業者に依頼して海洋散骨した場合、法要クルーズプランを利用しましょう。散骨した場所と同じ地点でお参りすることができます。

②手元供養
遺骨を全て散骨してしまった場合でも、分骨して手元に残した場合でも、手元供養はできます。フォトフレームやペットの名前の入った位牌を使用して供養しましょう。

③遺骨を収納したアクセサリー
粉骨した遺骨をペンダントやブレスレットに収める手元供養アイテムを使用すれば、常にペットを供養してあげられます。

④海に向かって手を合わせる
海が近い方は海に向かってお祈りしましょう。遠く離れていても、海はつながっているという想いで手を合わせます。

⑤樹木や花を植える「シンボル供養」
ペットの思い出とともに記念樹を育てることで命の循環を感じながら供養します。

Q 海のない県でも海洋散骨できますか?

A 長野県・群馬県・岐阜県・栃木県など海に面していない内陸県でも海洋散骨はできます。
遺骨を業者に郵送して代行散骨してもらう方法もありますが、自分で乗船しての散骨することも可能です。移動する手間はありますが、旅行を兼ねて散骨する方もいます。

Q 粉骨の立ち会いはできますか?

A 一部の業者では粉骨の立ち会いサービスを実施しています。希望する場合は事前予約が必要です。

Q 散骨後、何か特別な手続きは必要ですか?

A 基本的には「不要」です。ペットは法律上「物」として扱われるため、人のような死亡届や埋葬許可証の提出義務はありません。海洋散骨も「節度をもって行えば違法ではない」とされており、届け出や手続きは不要です。海洋散骨後に業者から発行される「散骨証明書」は行政手続きとは関係ありません。

ペットを飼っているおひとりさまに
海洋散骨がおすすめな理由

愛するペットとの別れは、家族を失うことと同じように深い悲しみをもたらします。特におひとりさまにとってペットはかけがえのない家族そのものであり、その存在は心の支えです。


ペットの海洋散骨はおひとりさまが抱えていることの多い悩みを解決できる供養です。ここではおひとりさまが抱えるペットの供養の悩みとその解決策についてご紹介します。

悩み

後継者がいないのでお墓や納骨堂の維持・管理ができない…。
いつかはペットの遺骨を維持管理の不要な方法で供養しなくてはならない…。

悩み

自分の余生を過ごす資金のことを考慮するとペットの供養に多額の費用を捻出する余裕がない…。

上記のグラフはペットの供養に「かけたいと思っている費用」と「実際にかけた費用」のアンケート結果です。この結果から「実際にかけた金額」は「かけたい金額」よりも下がっており、コストを抑えようとしていることがわかります。

悩み

ペットと同じ場所で自分も眠りたい

悩み

高齢で身体が不自由なため遠出や外出が難しいため、お墓や納骨堂だとお参りに行けない。

アンケートの引用:葬儀社向けBtoB情報メディア『葬研』

アンケートの引用:イオンのペットの葬 『ペットライフ知恵袋』

ペットの海洋散骨業者の選定ポイント

海洋散骨業者といってもたくさんありすぎて、どの業者に依頼していいか迷ってしまいますよね。そこで業者選定で失敗しないための5つのポイントをご紹介します。

①料金でチェックすべきポイント

料金の安さだけで判断すると失敗することがある
料金の安さだけで業者を決めると失敗する可能性があるので注意が必要です。「安い」にはそれなりの理由があります。

例えば、ぎりぎりの人数で運営している、サービスの品質が低い、セレモニーの内容が充実していないなどです。

海洋散骨の満足度は、業者しだいなので、料金の安さだけで判断せず、サービスの内容に対して妥当な料金設定かどうかで判断しましょう。

粉骨費用・休日料金をチェック
粉骨料金がプランに含まれているかをチェックしましょう。料金が安いと思ったら、粉骨料金がプランに含まれていない場合もあります。

また、「平日」と「土日祝日」で料金設定を変えている業者もあるので、「土日祝日」に散骨を検討している方は特に確認が必要です。

②希望する海域に対応しているか

対応海域は、業者によって異なります。全国の海に対応している業者、関東圏に対応している業者、東京湾に特化した業者などさまざまです。

「自宅から最寄りの海で散骨したい」「ペットとの思い出が詰まった海で散骨したい」というような希望の海域がある場合は、その海域に対応しているか確認しましょう。

③実績の確認

実績が多く、長年にわたりサービスを提供している業者であれば、経験値が豊富なためサービスが充実している可能性が高いです。

年間実績、累計の実績、サービスを開始してからの年数などの実績をホームページで確認しましょう。

④信頼できる業者か

信頼できる業者かどうかを判断するには以下の2点を確認しましょう。

ネットやSNSの口コミ・評判
良い口コミはもちろん悪い口コミも確認しましょう。悪い口コミについては、許容できるレベルかどうかで判断してください。

ネットやSNSに詳細な情報が掲載れてれいるか
ホームページに詳細な情報が掲載されている業者は、細かなところまで心配りのできる業者の可能性が高いです。詳細な情報というのは例えば以下のような情報です。

・キャンセルポリシー
・雨天時の対応
・スタッフや事業所の写真
・加盟団体や保有資格
・船舶の情報 など

⑤問い合わせした際の電話やメールの応対

メールや電話で問い合わせをした時の業者の対応を確認してください。

メールの返信が早い、電話対応の感じが親切で丁寧、細かいところまでアドバイスしてくれる、など安心できそうな雰囲気であれば、社員教育のしっかりした有料な業者である可能性が高いです。

ペットの海洋散骨ができるおすすめの業者3選

業者選定のポイントを説明してきましたが、実際に選び始めたら悩んでしまいそう、自分の決断に自信が持てない、という方のために、迷ったらここに任せれば間違いなし!というおすすめの海洋散骨業者を3社ご紹介します。

シーセレモニー 【ファミリー散骨の実績日本No.1 絶対失敗したくない人に】

みんなの海洋散骨 【全国の海に対応!コスパ重視で選びたい人に】

ミキワの海洋散骨【とにかく費用を抑えた人に】

絶対に失敗したくない人はココ! 海洋記念葬 シーセレモニー

料金・プラン乗船散骨プラン121,000円
故人(飼主)と同時に散骨する場合
+16,500円
散骨 献花 献酒
ドリンク
写真撮影

散骨証明書
代理散骨プラン55,000円
故人(飼主と同時に散骨する場合
+16,500円
散骨 献花 献酒
写真撮影

散骨証明書
ペット散骨プレミアムプラン220,000円
散骨 献花 献酒
ドリンク
フォトフレーム付写真撮影
散骨証明書

心に寄り添う絵本
選べるかわいい骨壺
旅立ちメッセジレター
ありがとうクッキー
乗船定員・乗船散骨プラン:お問い合わせください
・代理散骨プラン:乗船不可
・ペット散骨プレミアムプラン:10名まで
対応海域東京都神奈川県千葉県大阪府香川県
粉骨費用プランの費用に含まれる
オプション船上での会食飲み放題(アルコール含)映像制作
送り鳩僧侶の派遣遺骨から作るダイヤモンド
献花、献酒の追加手元供養品


シーセレモニー は、海洋散骨の年間実績数が日本No.1の散骨業者。貸切のファミリー散骨は年間400件以上実施しており業界No.1(2024年度)の実績です。

散骨アドバイザー、終活カウンセラー、葬祭ディレクターなどの資格をもったコンシェルジュがお客様ごとに専属でサポートしてくれます。

運営会社の(株)SPICE SERVEが飲食店経営をしていることもあり、精進料理のプランが充実していることも特徴です。散骨後に船上で食事をすることができます。

ペット専用のプレミアム散骨プラン(選べるかわいい骨壷/心に寄りそう絵本/ありがとうクッキーメッセージ/フォトフレーム付き記念撮影)があるのもシーセレモニーだけ!

こんな方におすすめ

・大切なペットとのお別れなので絶対に失敗したくない人
・金額よりも、どちらかと言うとサービスの質を重視している人
・かわいい骨壷や絵本などの特典がたくさんついているプランを選びたい人

シーセレモニーの詳細を知りたい方はこちら
海洋散骨 年間実績 日本No.1!シーセレモニーはなぜ選ばれるのか?【口コミも紹介】
海洋散骨 年間実績 日本No.1!シーセレモニーはなぜ選ばれるのか?【口コミも紹介】

コスパ重視で選ぶなら!みんなの海洋散骨

みんなの海洋散骨 は、10年以上の海洋散骨実績があり、1500名以上をサポートしてきた老舗の人気海洋散骨業社です。2021年 エキテンの調査で口コミ 全国No.1になりました。
全国7つのエリア、29の海域に対応しているので、希望の海域で散骨できることが最大のメリットです。
代表の天井十秋さんは「日本海洋散骨協会」の理事を務めおり、海洋散骨のプロフェッショナルとして法令や散骨のガイドラインを熟知しているので、安心して依頼することができます。

こんな方におすすめ

希望の散骨エリアがある人
・粉骨費用込、土日祝日も平日料金!リーズナブル+高評価の口コミで選びたい人
 コスパ重視で選びたい人

みんなの海洋散骨の詳細を知りたい方はこちら
口コミ全国No.1のみんなの海洋散骨はここが違う!業界屈指の人気の秘密
口コミ全国No.1のみんなの海洋散骨はここが違う!業界屈指の人気の秘密

東京湾に特化!業界最安値クラスで選ぶならミキワの海洋散骨

公式サイトはこちら

お墓のミキワの粉骨・散骨サービス 最安値挑戦中

ミキワの海洋散骨の最大の特徴は業界最安値クラスの家計にやさしい料金設定です。

また、ミキワの海洋散骨は海洋散骨以外にも「墓じまい」を得意としていることも特徴なので、ペットの海洋散骨と合わせて「墓じまい」を検討している人にもオススメです。


東京湾の海洋散骨に特化しており、ディズニーランドや羽田空港を背景に散骨することができます。

料金・プラン代理散骨16,500円
(骨壷:直径 6〜9cm)
・18,700円

(骨壷:直径 12〜15cm)
・20,900円

(骨壷:直径 18〜24cm)

散骨 献花 献酒
ドリンク
写真撮影 散骨証明書
乗船定員乗船不可
対応海域東京湾(羽田空港沖/ディズニーランド沖)
粉骨費用プランの費用に含まれる
オプション手元供養品
こんな方におすすめ

・関東圏でとにかく費用を抑えて散骨したい人
墓じまいも検討している人

ミキワの海洋散骨の詳細を知りたい方はこちら
なぜミキワの海洋散骨は安いのに評判が良い?墓じまいも強いって本当?
なぜミキワの海洋散骨は安いのに評判が良い?墓じまいも強いって本当?

まとめ:ペットの海洋散骨

本記事では、『ペットの海洋散骨』についてお伝えしてきました。

最後に、ご紹介した内容をもう一度おさらいします。

ペットの海洋散骨が増えている3つの理由

①ペットの入れるお墓がまだまだ少ないため
②ペットと飼い主が同じ場所で眠る(供養する)ことができる
③ペットのお墓は代々受け継がないので最後の供養に海洋散骨が選ばれている

ペットの海洋散骨は主に3種類ある

①個別散骨:船を貸し切って家族・親族のみで海洋散骨を行う
②合同散骨:複数の家族が同じ船に乗って合同で海洋散骨を行う
③代行散骨:業者が家族の変わりに代行して海洋散骨を行う

ペットの海洋散骨の費用の相場

①火葬費用
 自治体に依頼する場合
 ・小型犬や猫:約3,000円~1万円 程度
 ・大型犬:約2万円 程度

 民間業者に依頼する場合
 ・小型犬や猫:1〜3万円 程度
 ・大型犬:3万円~8万円万円 程度

②粉骨費用
 5,000円〜2万円 程度

③海洋散骨費用
・個別散骨:18万円〜40万円 程度
・合同散骨:10万円〜20万円 程度
・代行散骨:2万円〜5万円 程度

ペットの海洋散骨が向いている人

・自分の死後に遺骨の管理を任せる方のいないおひとりさま
・自分が元気なうちに「引き継ぎ不要な供養」を済ませたい人
・転勤や引っ越しが多く、ペット霊園や納骨堂へお参りに行けない人
・しっかり供養したい、でも経済的に余裕がなく、費用を抑えたい方
・ペットロスが重く、気持ちの整理がつかない人
・海という特別な場所でペットと思い出となる最後のお別れをしたい人

ペットの海洋散骨の10のメリット

①全ての海が愛するペットを供養する場所となる
②お墓のように、メンテナンス、管理の手間がかからない
③お墓のように継承する必要がないので、遺族に負担がかからない
④遠方に引っ越しをした際の改葬や墓じまいが不要なので自由に引っ越しできる
⑤墓石の購入やお墓の維持管理費用が発生しないので費用の負担が少ない
⑥「大好きだった海でお別れしたい」という飼い主の希望が叶えられる
⑦お墓に比べ、環境への負荷が少ない
⑧役所への特別な手続きや埋葬許可証のような書類の準備が不要
⑨宗教・宗派に関係なく誰でもできる
⑩海という特別な場所でセレモニーを行うので思い出に残る

5つのデメリット

①遺骨を全て散骨してしまった場合、後になって後悔することがある
②お墓のようにお参りできる場所がないので、供養している実感を得づらい
③遺骨が手元に残らないので、ペットと離れ離れになったような寂しさを感じる
④家族のスケジュールを調整したのに悪天候だった場合延期になることがある
⑤船酔いすることがある

ペットの海洋散骨の5つの注意点

①遺骨は必ず粉骨する
②周囲の人に配慮して行う
③散骨する場所によっては法律違反になる
④海洋環境に負担がかからないよう配慮する
⑤個人で火葬はしない

ペットの海洋散骨を業者に依頼することを検討している人は、こちらの記事をご覧ください。

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